ruby-trunk-changes r63227 - r63237

今日は標準添付ライブラリ rexml の XPath parser の機能追加や修正などがありました。

k0kubun: r63227 2018-04-21 22:15:43 +0900

r63225 で branchiftype という命令は削除されたのにテストメソッド名に残っていたところがあったのでメソッド名改名しています。

stomar: r63228 2018-04-22 05:04:05 +0900

標準添付ライブラリ uri の rdoc 用コメントの文法やサンプルコードの修正。

svn: r63229 2018-04-22 05:04:06 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r63230 2018-04-22 08:02:21 +0900

MJIT の実行時のコンパイル待ちのループに pch_status のチェックを追加してヘッダの生成に失敗した時にタイムアウトを待たずに抜けるようにしています。

normal: r63231 2018-04-22 08:32:18 +0900

r63217 で追加した fd が再利用された時に誤って close の通知を受け取らないようにした修正のテストが一部の CI でタイムアウトをおこしたみたいなので、調査のため IO#read のかわりに IO#sysread や IO#gets を使うようにして、各 Thread の join にタイムアウトをかけてどの Thread が詰まっているのか検出するようにしています。

nobu: r63232 2018-04-22 09:02:56 +0900

mjit_config.h の生成時に Universal binary のビルド時の各 architecture 向けのオプション MJIT_ARCHFLAG を preprocessor の分岐内で定義するようにしています。

nobu: r63233 2018-04-22 09:46:08 +0900

拡張子 .cmd のファイルに実行権限を追加しています。ということなんですが git 経由でみてるとどのファイルを操作してるのかはっきりしませんが、この次で win32/rtname.cmd を操作してみたいで、ここではなにを操作したんだろう…。

nobu: r63234 2018-04-22 09:47:56 +0900

win32/rtname.cmd に実行権限を付加しています。

k0kubun: r63235 2018-04-22 13:01:23 +0900

mjit_compile.c の --jit-debug オプションが有効な時のコード出力部分にコメントを追記しています。

kou: r63236 2018-04-22 17:09:04 +0900

標準添付ライブラリ rexml の XPath parser に XPath 2.0 で追加された仕様のサポートを追加しています。 XPath にもバージョンがあるのか。 https://www.w3.org/TR/1999/REC-xpath-19991116/#NT-NodeTest

kou: r63237 2018-04-22 18:38:06 +0900

標準添付ライブラリ rexml の XPath parser で position の指定があった時の不具合を修正しています。