ruby-trunk-changes r63749 - r63751

今日は MJIT 用テンプレートのリファクタリングやテストの追加/Travis-CI の失敗の対策などがありました。

naruse: r63749 2018-06-25 21:11:31 +0900

r63721 から r63723 あたりでログを入れたり消してりしていた Travis-CI で Net::HTTP の write_timeout のテストがうまく動かない問題を、書き込む量を 10倍に増やして対応しています。バッファサイズが大きく設定されてるのかな。 "try to" ってあるのでこれで確定というわけでもなさそうです。

watson1978: r63750 2018-06-25 22:18:44 +0900

Range のテストに start が Symbol の時の Range#step に引数が渡されたケースのテストを追加しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/1899

k0kubun: r63751 2018-06-25 23:15:26 +0900

MJIT のためのテンプレート tool/ruby_vm/views/_mjit_compile_insn.erb に dispatch というローカル変数で制御してるところがありましたが、現在常に false で呼んでるのでこの分岐を削除しています。