ruby-trunk-changes r63820 - r63827

今日は pid_t の表示のフォーマット修飾子の対応などがありました。

usa: r63820 2018-07-02 10:50:23 +0900

Windows 環境(正確には win32/Makefile.sub を使う環境、なので mswin と mingw かな多分)では pid_t 型のフォーマット修飾子の PRI_PIDT_PREFIX を "I" に定義しておくようにしています。また mjit.c で pid を表示するためのフォーマット文字列に PRI_PIDT_PREFIX を利用するようにしています。

svn: r63821 2018-07-02 10:50:24 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r63822 2018-07-02 16:42:24 +0900

コマンドラインオプションの --jit オプション用のフラグのオプションを MJIT_FORCE_ENABLE マクロの値で初期化しておくようにしています。 process_options() でマクロが定義されてたら 1 をセットするようにしていたのを初期化時にセットするようにしただけかな。あれ、でもこれだと -DMJIT_FORCE_ENABLE だけ指定した時には展開すると空になってコンパイルがエラーにならないかな?

nobu: r63823 2018-07-02 16:46:38 +0900

Time#localtime メソッドの rdoc 用コメントに引数に offset が渡されてなくて、元々 receiver が localtime の Time オブジェクトだったらそのまま(複製せずに)返すことを明記しています。またテストや rubyspec に Time#localtime を呼んで time zone が変更したオブジェクトが返されても receiver は変更されないことを確認するテストを追加しています。 [ruby-core:87675] [Bug #14880]

kazu: r63827 2018-07-02 20:11:39 +0900

r63820 に続いて mjit.c の他の場所でも pid_t の値を表示する時に PRI_PIDT_PREFIX を利用するようにしています。