ruby-trunk-changes r64772 - r64782

今日は Hash#merge, Hash#merge!, Hash#update などのメソッドが可変数個の引数を受け付けるようになる変更などがありました。

k0kubun: r64772 2018-09-18 21:48:28 +0900

CI_SET_FASTPATH というマクロの名称を実体に合わせて CC_SET_FASTPATH に変更しています。

svn: r64773 2018-09-18 21:48:31 +0900

r64772 のインデントのタブを空白に展開しています。お、svn さんが変更部分の空白インデント化するようになったんですね。

nobu: r64774 2018-09-18 21:55:05 +0900

標準添付ライブラリ rinda のテストで IPv6 アドレス "ff02::1" の socket open で Errno::EHOSTUNREACH が発生した時にエラーにせずテストをスキップするようにしています。

k0kubun: r64775 2018-09-18 22:52:06 +0900

CC_SET_FASTPATH() の第3引数に TRUE や 1 を渡してましたが、常に TRUE/FALSE といった真偽値を表す定数を渡すようにしています。

svn: r64776 2018-09-18 22:52:08 +0900

r64775 のタブを空白に展開。

mame: r64777 2018-09-19 10:59:26 +0900

Hash#merge, Hash#merge!, Hash#update などのメソッドで、引数には 1つだけ Hash を受け取れてましたが、可変長の引数を受け取るようにして複数(0 でも化)の Hash オブジェクトを merge/update できるようにしています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/1951 [ruby-core:88970] [Feature #15111]

svn: r64778 2018-09-19 10:59:27 +0900

version.h の日付更新。

mame: r64779 2018-09-19 11:07:33 +0900

r64777 の Hash#merge!, Hash#update の rdoc 用コメントに引数が 0 個だった時の記述は削っています。あってもよさそうだけど。 https://github.com/ruby/ruby/pull/1951

marcandre: r64780 2018-09-19 11:10:05 +0900

r64777 の Hash#merge, Hash#update などの引数の可変数個化について NEWS ファイルに追記しています。 [ruby-core:88970] [Feature #15111]

mame: r64781 2018-09-19 11:10:58 +0900

r64777 のインデントの深さがずれてたのを修正しています。 [ruby-core:88970] [Feature #15111]

normal: r64782 2018-09-19 17:23:19 +0900

waitpid_cleanup() で w->ret をチェックしてから list_del() で管理リストから外す処理をしてたのを、無条件に行うようにしています。 "Not sure why," とかコメントしてあってなんかあやしげですね。