ruby-trunk-changes r65351 - r65364

今日も werker のテストの整理と MJIT での getinstancevariable 命令の処理の修正などがありました。

k0kubun: r65351 2018-10-24 21:13:28 +0900

wercker.yml で --jit-wait つきのほうで全テスト? を除外対象にするようにしています。デバッグ中の措置とのこと。

svn: r65352 2018-10-24 21:13:29 +0900

r65351 の新規追加ファイルの svn property 設定。

k0kubun: r65353 2018-10-24 21:14:26 +0900

wercker.yml でも遅いジョブを先に実行してトータルの時間短縮を図っています。

k0kubun: r65354 2018-10-24 21:19:39 +0900

と思ったら r65353 は revert されています。YAML で順番変えても GUI で弄ると変わっちゃう? みたいで意味がなかったみたいです。

k0kubun: r65355 2018-10-24 23:24:34 +0900

MJIT のテストに r65343 で導入された newhashfromarray 命令に関するテストを追加しています。

k0kubun: r65356 2018-10-25 00:41:14 +0900

tool/ruby_vm/views/_mjit_compile_ivar.erb で getinstancevariable 命令の時に未定義の変数の参照だった時に JIT コード実行をキャンセルするようにしています。これにより通るようになったテストの除外もやめるようにしています。

svn: r65357 2018-10-25 00:41:15 +0900

version.h の日付更新。

k0kubun: r65358 2018-10-25 00:49:03 +0900

wercker.yml で test-all のテストの 2つのグループへの分離を調整して rubygemsrss のテストも test/ruby/ と同じグループのほうへ移しています。

ko1: r65359 2018-10-25 07:17:03 +0900

debug counters に GC のイベント用のカウンタを追加しています。

nobu: r65360 2018-10-25 09:36:23 +0900

r64952 で Time.new や Time#getlocal に timezone を指定するオブジェクトを受け付けるようにした時に変換メソッドを呼ぶ前に nil, Integer, String などのオブジェクトじゃないかどうかチェックするようにしています。パフォーマンスのためみたいです。

kazu: r65361 2018-10-25 11:07:47 +0900

r65359 で新規追加した GC のイベントのカウンタで GC 開始理由の GC.stress によるものをカウントするためのチェックするフラグが間違ってたのを修正。

ko1: r65362 2018-10-25 11:23:58 +0900

r65359 の debug counters に追加して GPR_FLAG_MAJOR_BY_OLDMALLOC による GC 開始のカウンタも追加しています。 oldmalloc ってなんだっけ。たぶん malloc されたメモリの総量をみてトリガーするやつだと思うけど old なんて接頭語付いてたっけ、と思って調べてらこのように改名されたのもうだいぶ前のことですね。

k0kubun: r65363 2018-10-25 12:25:19 +0900

wercker.yml で webrick のテストを --jit-wait つきの時に exclude するようにしています。

hsbt: r65364 2018-10-25 19:16:28 +0900

tool/sync_default_gems.rb にコマンドライン引数で up か all かという処理の指示を与えられるようにして、up (update) の時は upstream のリポジトリを clone する処理をするようにして通常の更新時に毎回 clone しなくていいようにしています。