ruby-trunk-changes 2019-07-13

今日は拡張ライブラリのいくつかの gemspec ファイルの整理や drb の load_limit を実質無制限をデフォルトにする変更などがありました。

[1ee17782e1] Nobuyoshi Nakada 2019-07-10 08:15:18 UTC

ext/json/json.gemspec の中にバイナリが含まれてたらしくて消しているようです。差分がうまく見えないのでたぶんですが。

[10d7419eb4] git 2019-07-12 21:10:07 UTC

version.h の日付更新

[cbe623f1c7] Masatoshi SEKI 2019-07-12 22:22:55 UTC

標準添付ライブラリ drb の DRb::DRbServer で default の load_limit を 0xffffffff にして実質サイズ制限なくしています。開発時などに意図しないメッセージ化などの検出に使えそうだけどひっかかって困ることが多いのでデフォルト無効にしたとのことでした。

[143581cf4e] Nobuyoshi Nakada 2019-07-11 22:23:00 UTC

openssl, stringio, racc などの gemspec ファイルの先頭にある stub というコメント行を削除しています。なんだろ、こういう機能があるのかな。

[fd9f26df00] Nobuyoshi Nakada 2019-07-10 08:16:01 UTC

json, openssl, racc の gemspec ファイルで古い rubygems のための分岐を削除しています。

[331eccf3fe] Nobuyoshi Nakada 2019-07-11 22:25:06 UTC

bigdecimal, json, openssl, racc などの gemspec ファイルで文字列リテラルに .freeze を常につけてたのを削除しています。

[e2bee86dc4] Nobuyoshi Nakada 2019-07-13 00:48:12 UTC

Time#nsec のテストで Float を渡して作った Time の nsec のチェックで assert_equal ではなく assert_in_delta を使って誤差を許容するようにしています。