ruby-trunk-changes 2019-07-17

今日は昨日の Kernel#exec や Process.spawn のオプション引数の扱いの変更の再修正などがありました。

[d45d448d71] Nobuyoshi Nakada 2019-07-16 12:38:25 UTC

d8e23a67c3869c70ef82b4337499367632ce911a の再修正。 Kernel#exec や Process.spawn のオプション引数の処理で真偽値を期待したオプションに nil を渡したら偽として扱うように緩和しています。なんかコミットログと実際の変更が微妙に食い違ってるなーとは思ったんですよね。英語の解釈の違いかと思ったけどそんなことはなかった。

[6ab95fb741] Nobuyoshi Nakada 2019-07-16 13:00:54 UTC

rubyspec の Process.daemon のテストでオプション引数に true/false 以外を渡してるテストがあったのを削ってます。

[ed2f2b4f98] Nobuyoshi Nakada 2019-07-16 13:39:39 UTC

time.c の Marshal.dump 用の処理で使うバッファのサイズを enum で名前をつけた定数化してマジックナンバーを使うのを避けたりしています。

[f487e5b7a4] Nobuyoshi Nakada 2019-07-16 12:47:32 UTC

ed2f2b4f98800540024b9c4a5ebde98674889013 の続き。 Time の Marshal.dump 用処理でのバッファ用の変数を 1つに統合するリファクタリング

[0965bb6091] git 2019-07-17 01:53:00 UTC

version.h の日付更新

[af07e07ac9] Nobuyoshi Nakada 2019-07-17 02:56:40 UTC

defs/gmake.mk で make pull-github というターゲット? を分離して pull request のブランチを取ってこれるようにしているみたいです。

[cd372f8db2] Nobuyoshi Nakada 2019-07-17 05:45:33 UTC

標準添付ライブラリ resolv の Resolv::Hosts の定義内で /etc/hosts に相当するファイルを Windows 環境で取得するためのコードで Windows 以外では LoadError をわざと発生させてスキップするようにしてたのを避けるようにリファクタリングしています。 $DEBUG=true だと例外発生が標準エラー出力に報告されるので、それを嫌って正常なパスで例外を使わないようにしたのだと思います。

[0e23e0c3a0] Nobuyoshi Nakada 2019-07-17 06:55:50 UTC

parse.y のスタイルおよびインデントの修正。