今日はデバッグ用の機能追加や json の更新の再修正などがありました。
[59ded36c60] Hiroshi SHIBATA 2020-07-02 11:48:56 UTC
tool/lib/test/unit/assertions.rb で定義されていた assert_pattern_list という assertion メソッドを tool/lib/test/unit/core_assertions.rb に移動しています。 default gem (drb) のテストで使えるようにするためみたいですね。
[e6a8590aa4] Yusuke Endoh 2020-07-03 02:05:08 UTC
c565dfb09ad7d55fa671f65cea7088a914bf1931 で json のテストでの $LOAD_PATH へのパス追加時に絶対パスに変換しておく修正 (参考 https://mametter.hatenablog.com/entry/2020/03/24/123456) が 0aac138e0b507c8a361f7cf2f30c276e7110ea33 の json-2.3.1 への更新時に戻ってしまってたので再適用しています。
[05a12297c3] git 2020-07-03 02:27:07 UTC
version.h の日付更新
[1e039474a2] Yusuke Endoh 2020-07-03 02:45:58 UTC
JSON のテストで非常に大きな数値を表す対数表記を JSON.parse するテストで警告が出るのを抑制するため一時的に $VERBOSE = nil しておくようにしています。
[01776ca1c0] Hiroshi SHIBATA 2020-07-03 03:50:37 UTC
GitHub Actions の CodeQL でのチェックで拡張ライブラリの mkmf.rb での確認のために生成する conftest.c は無視させるようにしています。
[8655c2e690] Koichi Sasada 2020-07-03 07:55:54 UTC
RUBY_DEBUG_LOG() というマクロを追加してデバッグ情報を記録するようにしています。 USE_RUBY_DEBUG_LOG マクロを指定してビルドした時にだけ使えて、環境変数 RUBY_DEBUG_LOG で格納(出力)先がメモリ上/stderr/指定のファイルなどに切り替えができるというもののようです。 https://github.com/ruby/ruby/pull/3279
[a0f12a0258] Koichi Sasada 2020-07-03 07:56:44 UTC
グローバル変数の参照を compile した時に GENTRY という型(実体は VALUE) を使ってたのをやめめ ID で代替するようにしています。 GENTRY 知らなかったな……。 https://github.com/ruby/ruby/pull/3278