ruby-trunk-changes 2020-08-03

今日は主に default gems の gemspec ファイルの調整やテストの修正などがありました。

[c987be2552] Alan Wu 2020-08-02 16:56:06 UTC

Module#remove_class_variable の rdoc 用コメントの英文を修正しています。

[1cc91b6341] git 2020-08-02 16:58:24 UTC

version.h の日付更新

[2346e2f0db] Hiroshi SHIBATA 2020-08-03 08:40:05 UTC

標準添付ライブラリ net/ftp の gemspec ファイルを lib/net/net-ftp.gemspec に移動して tool/sync_default_gems.rb もこれに対応しています。

[3ec860ae88] Hiroshi SHIBATA 2020-08-03 08:52:01 UTC

2346e2f0db50c577af6568e5697d39553d7ddb67 の追加変更で lib/net/net-ftp.gemspec 内でバージョン番号を切り出すためにファイルを探すためにディレクトリを遡る回数を1つ減らす調整。

[e732d376af] Hiroshi SHIBATA 2020-03-27 02:07:26 UTC

標準添付ライブラリ cgi の gemspec ファイルで required_ruby_version に 2.5.0 以降の指定を追加しています。

[20eb9e98b6] Jeremy Evans 2020-07-29 19:34:07 UTC

net/http のテストで Net::HTTP.new に不正なドメイン名(サーバー名)を渡すのにアンダースコアを含んだ文字列を渡していたのをアンダースコアを削るようにしています。 LibreSSL 3.2.0 を使っている場合にアンダースコアを含むドメイン名がエラーになって本来確認したかったエラーを確認できなかったためのようです。

[85dc570893] Jeremy Evans 2020-07-30 18:37:16 UTC

20eb9e98b65352422fbb1197eb8699bfcb12d5ef の追加で net/http の TLS を使う時の session reuse のテストで拡張ライブラリ openssl がリンクしているライブラリが LibraSSL の3.20 以降だった場合に Net::HTTP#ssl_version を :TLSv1 にセットするようにしています。LibreSSL 3.2 だとデフォルトが TLSv1.3 になっていて、その場合 session reuse に対応していないため。

[9e93596d7b] Hiroshi SHIBATA 2020-03-27 00:42:54 UTC

標準添付ライブラリ ostruct の gemspec ファイルで required_ruby_version を 2.5.0 以降にセットしています。

[1d637b1f5e] Hiroshi SHIBATA 2020-07-16 12:21:56 UTC

標準添付ライブラリ weakref の gemspec ファイルの add_development_dependency が記述されてたのを削除しています。add_development_dependency よりは Gemfile を使おうというのが今の推奨みたいです。