今日は Array のいくつかのメソッドの戻り値としてサブクラス化したものでも Array のインスタンスを返すようにする変更などがありました。
[c3e2dd072a] Yusuke Endoh 2020-11-03 14:32:40 UTC
67b2c21c327c96d80b8a0fe02a96d417e85293e8 で追加したテストのテストメソッドに使われてないローカル変数があったので警告抑制のため削除しています。
[700637570f] Kazuki Tsujimoto 2020-11-03 15:51:44 UTC
右代入の NEWS のエントリおよびなぜか残ってたテストメソッドを削除しています。 一行 pattern match が "=>" を使うようになったので。
[7d6c72dc06] git 2020-11-03 15:55:00 UTC
version.h の日付更新
[2a294d499b] Jeremy Evans 2020-11-03 22:01:38 UTC
Array#drop, #drop_while, #flatten, #slice, #sclice!, #take, #take_while, #uniq, #* などの Array のメソッドの戻り値を、receiver と同じクラスではなく Array のインスタンスを返すように変更しています。つまり Array を継承したサブクラスのインスタンスにこれらのメソッドを呼ぶと、これまでサブクラスのインスタンスがかえってきてたのが常に Array のインスタンスを返すようにしています。うーんなるほどー。チケットみると互換性問題になるから 3.0 になるタイミングで変更しちゃおうという意思はあったみたいだけど今まで入れるの忘れてたっぽいですね。 [ruby-core:42932] [Bug #6087]
[bf1047c757] Jeremy Evans 2020-11-03 22:06:11 UTC
2a294d499bf03211d02695f613f784a05943ea35 の Array のメソッドの戻り値のクラスの変更について NEWS にエントリを追加しています。
[8eca97c049] 卜部昌平 2020-11-02 06:26:32 UTC
Travis-CI の BASERUBY を 2.5 の ruby でビルドするテストを GitHub Actions に移植しています。ついでに 2.2 以降のバージョン全てを BASERUBY にするテストするようにしているようです。
[4c6700964d] 卜部昌平 2020-11-04 01:51:06 UTC
Travis-CI でのテストから clang の ASAN/MSAN/UBSAN などのチェック機能を有効にしたテストの実施を削っています。
[ae53fda013] 卜部昌平 2020-11-04 01:56:12 UTC
Travis-CI のビルドマトリクスから x86_64-linux でのテストを削っています。 GitHub Actions で実施されているからとのこと。
[f211f9cda4] Hiroshi SHIBATA 2020-11-04 04:30:27 UTC
doc/maintainers.rdoc の typeprof の項目に記載されているリポジトリの URL のスキーマを https に修正しています。
[d42c68e912] Yusuke Endoh 2020-11-04 08:07:01 UTC
bundled gem の typeprof のバージョンを 0.2.0 -> 0.4.0 に更新しています。
[704fb0b815] Kazuhiro NISHIYAMA 2020-11-04 09:45:48 UTC
transient_heap.c のマクロ TRANSIENT_HEAP_USABLE_SIZE の定義にかっこをつけて演算の中で使った時に優先度の問題で誤った連結にならないようにする修正と、assert で比較しているところで明示的なキャストを追加して警告抑制しています。