ruby-trunk-changes 2021-02-27

今日は拡張ライブラリ fiddle に Fiddle::Function#to_proc メソッドを新規追加する変更などがありました。

[0590e9b677] Aaron Patterson 2021-02-26 17:57:13 UTC

拡張ライブラリ fiddle の Fiddle::Function に to_proc メソッドを追加してブロック引数として Fiddle::Function を直接渡せるようにしています。

[3d8e373a58] git 2021-02-26 17:59:14 UTC

version.h の日付更新

[d45466dc5b] Aaron Patterson 2021-02-26 18:06:30 UTC

0590e9b677e8c0b7a2364f660f06d9f5bd8fe87d の続きで拡張ライブラリ fiddle の Fiddle::Function#to_proc の lambda 内で self にアクセスしてるのをメソッド内のローカル変数に退避したものを使うようにしています。あー Object#instance_eval とか Module#define_method に渡すと self が変わっちゃいますからね。

[dbea0be13d] Jeremy Evans 2021-02-26 21:27:25 UTC

標準添付ライブラリ irb の rdoc 用コメントに書かれているコマンドラインオプションに --context-mode、--echo/--noecho、--single-irb などのオプションを追加するなど最近の変更に追随させています。また --help で表示されるヘルプメッセージの --context-mode の引数を最新版に合わせて修正しています。