ruby-trunk-changes 2021-06-16

今日は標準ライブラリに msul を使った環境でのビルドのための修正などがありました。

[d09f097eec] Nobuyoshi Nakada 2021-06-15 12:39:34 UTC

Time#getlocal のテストを追加しています。9ef66ce3fcfee06d628b611dbc22026d7cc72d0e で対応した timezone が不明の時の "-00:00" という指定の対応が getlocal でも効いているというのを確認するテストみたいです。 [ruby-core:102103] [Feature #17544]

[43ed1e68a1] Nobuyoshi Nakada 2021-06-15 15:08:28 UTC

common.mk の ext/extinit.c の生成時に出力先ディレクトリの作成コマンドを追加しています。ビルドディレクトリを別のところで実行した時にディレクトリがなくてエラーになる可能性があったみたいです。

[d4db18d6ad] git 2021-06-15 15:09:02 UTC

version.h の日付更新

[c2d9967f78] Nobuyoshi Nakada 2021-06-16 02:51:21 UTC

irctl_req_t という型が msul を使った環境で異なる幅を持つことがあるみたいで configure で ioctl(2) に渡す変数の適切な型をチェックするようにしています。 [ruby-core:103080] [Bug #17759]

[f136c1ec80] Nobuyoshi Nakada 2021-06-16 04:31:57 UTC

c2d9967f78d2e6f93f8d9876c2b3ab25aa6b86e7 の追加修正。 NUM2IOCTLREQ() マクロの定義が configure でされる場合にも io.c で再定義して冗長になってたので io.c の定義を削除しています。 [ruby-core:103080] [Bug #17759]

[f4640f64a4] Nobuyoshi Nakada 2021-06-16 05:28:11 UTC

.github/workflows/windows.yml でシェルのコマンドラインのコメントを # で書いてましたが Windows 版なので cmd.exe で実行されるので "::-" という行コメント(?)を利用するように書き換えています。