ruby-trunk-changes 2021-07-12

今日は標準添付ライブラリ error_highlight のマルチバイト文字を含むスクリプトをハイライト対象から外す変更などがありました。

[6504ca006b] Nobuyoshi Nakada 2021-07-12 03:10:16 UTC

コマンドラインオプション --dump=parsetree や --dump=parsetre_with_comment で構文木をダンプする時に NODE の nd_node_id() で取得した ID も表示するように追加しています。

[0895d57d31] git 2021-07-12 04:45:15 UTC

version.h の日付更新

[028441d22f] Samuel Williams 2021-07-12 04:28:43 UTC

拡張ライブラリ socket の Windows 以外の環境で fd が socket かどうかチェックするために fstat(2) を呼ぶのを rsock_init_sock() から bsock_s_for_fd() に移動して、不明な fd から Socket オブジェクトを作る時にだけチェックを実施するようにしているようです。

[8b01d16ad6] Yusuke Endoh 2021-07-12 07:47:24 UTC

標準添付ライブラリ error_highlight でハイライトするエラー発生箇所にマルチバイト文字が含まれていたら無視するようにしています。

[84fea8ee39] Yusuke Endoh 2021-07-12 07:48:28 UTC

8b01d16ad661a02157311a6a24f415713d69a8a4 の変更に追随して標準添付ライブラリ error_highlight のテストでマルチバイト文字を含むコードの時の表示のテスト結果からエラー箇所の指摘部分を消しています。