ruby-trunk-changes 2023-10-19

今日は主に prism の更新や YJIT の perf 対応などがありました。

[4f4016497e] Nobuyoshi Nakada 2023-10-18 10:50:17 UTC

並列テスト時に子プロセスの worker から Timeout::Error 例外が発生した時に渡されるトークンに対応するようにしています。

[4b909bdbae] git 2023-10-18 16:51:25 UTC

NEWS の default gems のバージョンリストの prism のバージョンを更新しています。

[c46c529bde] git 2023-10-18 19:20:50 UTC

NEWS の default gems のバージョンリストの prism のバージョンを更新しています。

[58ee088bb3] "dependabot[bot]" 2023-10-18 18:46:10 UTC

YJIT の Rust 実装のプロジェクトで利用しているパッケージの依存バージョンを更新しています。

[f51b92fe23] Takashi Kokubun 2023-10-18 21:07:03 UTC

YJIT 用のコマンドラインオプション --yjit-perf を追加して Linux の perf によるプロファイリング対応を追加しているようです。 https://github.com/ruby/ruby/pull/8697

[de07645019] Jeremy Evans 2023-10-18 21:13:12 UTC

標準添付ライブラリ drb の DRb::DRbSSLSocket::SSLConfig の設定項目に :SSLMinVersion/:SSLMaxVersion を追加して TLS のバージョンの範囲の指定をできるようにしています。

[a7032b80af] Katherine Oelsner 2023-10-18 21:05:48 UTC

e3afc212ec059525fe4e5387b2a3be920ffe0f0e で Object Shapes 用構造体メンバのサイズを小さくした変更を revert しています。

[0ac6fb225d] Katherine Oelsner 2023-10-18 21:09:35 UTC

おそらく Object Shapes のテストのためにたくさんのインスタンス変数をもつオブジェクトのインスタンス変数参照のテストを追加しています。

[d2b0c9da2e] Alan Wu 2023-10-18 23:46:35 UTC

YJIT の統計情報カウンタにプロセス全体で(JIT コンパイルしているかどうかにかかわらず)有効な ISeq の数のカウンタを追加しています。

[ccd2f8c1ca] Yusuke Endoh 2023-10-18 01:19:06 UTC

s390x-linux の環境でタイムアウトしてしまう正規表現のテストを skip するようにしています。

[3f5ec5c866] Kouhei Yanagita 2023-10-12 23:33:50 UTC

66fabefa0312859f5bbd7c95d745b677e44b20be で実装を追加(Enumerable とは別の実装)した Range#reverse_each について NEWS に追記しています。 [ruby-core:107285] [Feature #18515]

[3605c9ae60] Hiroshi SHIBATA 2023-10-19 04:51:31 UTC

bundler の再定義する require での警告出力のために lib/bundled_gems.rb を利用するかどうかを defined? で判定しているところで不要な定数をみていたのを修正しています。

[e6675861f3] Hiroshi SHIBATA 2023-10-19 04:57:15 UTC

NEWS に require で警告を出力する標準添付されている default gems を列挙しています。

[5e5a8cf752] Hiroshi SHIBATA 2023-10-19 06:47:37 UTC

標準添付ライブラリ ostruct の gemspec ファイルから add_development_dependency の記述を削除しています。

[c2d4c92a98] Nobuyoshi Nakada 2023-10-19 08:28:41 UTC

compile.c の ibf_load_setup_bytes() で構造体メンバーへのアクセスを省略するようにローカル変数を追加するリファクタリング