ruby-trunk-changes 2023-11-15

今日は主に bundled gems の net-imaprbs のバージョン更新、並列テストの不具合修正などがありました。

[e6b2cd15e3] Hiroshi SHIBATA 2023-11-14 11:35:56 UTC

make test-bundled-gems で rbs のテストの skip するテストメソッドを指定する tool/rbs_skip_tests に指定を追加しているのと typo があったのを修正しています。

[bb008f006c] Hiroshi SHIBATA 2023-11-14 11:56:48 UTC

gems/bundled_gems の net-imaprbs のバージョンを更新しています。

[6fb030e6f1] Soutaro Matsumoto 2023-11-14 12:28:51 UTC

tool/rbs_skip_tests にさらに skip する rbs のテストを追加しています。

[5844957f22] git 2023-11-14 13:09:30 UTC

NEWS の bundled gems のバージョンリストの net-imaprbs のバージョンも更新しています。

[bc84334af7] Kevin Newton 2023-11-03 17:36:28 UTC

prism の同期で誤って bin/dot というファイルが追加されてしまったようです。

[befad28f30] Kevin Newton 2023-11-14 20:50:53 UTC

bc84334af7e6100f0ede678704f5b80fcaabc0c9 で誤って追加された bin/dot を削除しています。また test/prism/errors_test.rb の一部のテストも削除していますがこれはいいのかな。

[197ab823ba] Hiroshi SHIBATA 2023-11-15 01:04:42 UTC

5398bbcbab702907430ee019d07f5dcf2b0ce4afirbrbs を利用した補完処理のテストを一時的に環境変数の指定がなければ skip させていたのを戻しています。

[da2c2931a6] Hiroshi SHIBATA 2023-11-15 01:34:22 UTC

irbrbs を利用した補完処理のテストで IRB::VERSION が未定義の時にそれに依存したチェックを省くようにしています。

[9cba65fd18] Yuta Saito 2023-11-15 00:27:36 UTC

Thread#set_trace_func のテストで別のテストでのイベントが混じらないようにコールバックでファイル名をチェックするようにしています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/8916

[e1978a905a] Hiroshi SHIBATA 2023-11-15 02:15:55 UTC

da2c2931a602da22bc1fd10dc41f5c3a117bf502 の再修正で irb の型を利用した補完処理のテストで他にも IRB::VERSION に依存したチェックがあったようで分岐(というか後置 if)を追加しています。

[536649f819] Hiroshi SHIBATA 2023-11-15 05:58:51 UTC

da2c2931a602da22bc1fd10dc41f5c3a117bf502e1978a905a32af2d48b6e9efb6d0fe1656fddc5b のさらに再修正で irb の型による補完処理のテストでそもそも require "irb/version" して IRB::VERSION が定義されるようにしています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/8925

[b69bbf588a] Samuel Giddins 2023-10-22 20:25:07 UTC

bundler で gem をダウンロードする時のアクセスで User Agent ヘッダの設定をするようにしています。

[7998dcdedc] Nobuyoshi Nakada 2023-11-14 13:07:15 UTC

vm.c の rb_vm_svar_lep() で不要な分岐を削除しています。

[ad72d96fcc] Nobuyoshi Nakada 2023-11-14 13:10:08 UTC

iseq.c の local_var_name() 内で ID に対応する名前にエスケープが必要かどうかの判定に rb_str_symname_p() を使ってたのを rb_is_local_id() で ID を元に判定するようにしています。

[b003c95ef4] Nobuyoshi Nakada 2023-11-15 06:25:45 UTC

Hash のテストクラスを分割して Hash を継承したクラスでの Hash のメソッドの挙動をテストするものと Hash でのみテストするものを分けています。

[db8d437d4e] Nobuyoshi Nakada 2023-11-15 06:27:18 UTC

Hash のテストでグローバル変数 $VERBOSE を退避して teardown で復旧していましたがもう $VERBOSE を上書きするテストはなくなってたようなので削除しています。

[8f1ec6e171] Nobuyoshi Nakada 2023-11-15 10:05:10 UTC

vm.c と vm_core.h の重複した空白文字の除去。

[960a031a06] Jean Boussier 2023-11-15 09:40:12 UTC

vm_insnhelper.c の vm_setivar_slowpath() で Object Shapes の shape がみつからなかった時の rb_bug() での異常終了時のメッセージをよりわかりやすくしています。

[5bf75c20a2] Yusuke Endoh 2023-11-15 08:52:46 UTC

make test-all で rubygems のための環境変数をクリアするなどの環境を整える処理を tool/test/init.rb というファイルに分離して tool/test/runner.rb や tool/lib/test/unit/parallel.rb から require するようにしています。並列テスト時に worker でも同様の初期化が行なわれるようにするためみたいです。

[e9bc530795] David Rodríguez 2023-11-09 19:30:59 UTC

rubygems のテストのヘルパーで一時ディレクトリのパスを実行時のカレントディレクトリからの相対パスにしてたのを __dir__ を使ってソースディレクトリ内の tmp ? にするようにしています。ソースディレクトリが read-only という場合は想定しなくていいんだっけ?