今日は主に ripper のメモリリーク修正や rdoc で ruby の parse に prism を利用する実装の追加、GitHub Actions でリリースパッケージの作成などを自動化する workflows の追加などがありました。
[12a5400a88] Nobuyoshi Nakada 2024-07-31 13:13:58 UTC
拡張ライブラリ io/console の未使用の変数削除。
[27c22f822a] Stan Lo 2024-07-31 14:36:37 UTC
標準添付ライブラリ rdoc の RDoc::Parser.for メソッドの第2引数 file_name が未使用だったため引数自体を削除しています。 https://github.com/ruby/rdoc/pull/1135
[70b4f45d9f] Takashi Kokubun 2024-07-31 14:51:40 UTC
YJIT の Rust 実装のデータ構造のリファクタリング? https://github.com/ruby/ruby/pull/11283
[6358397490] Peter Zhu 2024-07-31 17:32:29 UTC
parse.y の rb_ruby_parser_free() で作りかけの AST? の解放漏れがあり ripper を使って compile_error のコールバックを実装してた時にメモリリークしていた不具合を修正しています。
[290089c1a2] David Rodríguez 2024-07-31 14:02:42 UTC
bundler のテストで不要なヘルパーメソッド利用を削除。
[cc81437260] Jeremy Evans 2024-07-30 22:03:16 UTC
Array.new の rdoc 用コメントでサンプルコードで verbose モードで警告が出るものを削ったりデフォルト値は共有されることについての解説を追記したりといった変更。
[f5d193d525] Burdette Lamar 2024-07-31 20:09:15 UTC
doc/contributing/documentation_guide.md にクロスリファレンスによるリンクの抑制の方法についての言及を追記しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/11281
[e68e958231] Peter Zhu 2024-07-31 19:55:19 UTC
GitHub Actions の prism を利用する workflow で bundler のテストのタイムアウトを伸ばしています。
[16b0242808] tomoya ishida 2024-07-31 20:49:56 UTC
標準添付ライブラリ rdoc で ruby スクリプトの parser に prism を利用した実装を追加して、環境変数 RDOC_USE_PRISM_PARSER が設定されていたらこちらを利用するようにしているようです。 https://github.com/ruby/rdoc/pull/1144
[bbeebc9258] Aaron Patterson 2024-06-07 00:38:25 UTC
vm_callinfo.h の inline 関数 vm_cc_new() で call cache に Object Shapes の shape_id を初期化する処理は代入記号つきメソッドの呼び出し時のみにするようにしています。
[346bb6c08b] Hiroshi SHIBATA 2024-07-31 02:21:35 UTC
GitHub Actions にタグが打たれた時に Docker イメージをビルドする workflow を起動するための workflow を追加しています。
[fc253d7ef9] Hiroshi SHIBATA 2024-07-31 03:15:27 UTC
346bb6c08b31f463ab3633629220d483cb564855 で追加した GitHub Actions の workflow で変数 github.ref のタグ名からバージョン文字列を得る処理で refs/tags の prefix を削るようにしています。
[277a6e8f1a] Hiroshi SHIBATA 2024-07-31 04:48:17 UTC
346bb6c08b31f463ab3633629220d483cb564855 で追加した workflows でさらにタグが打たれた時にパッケージ作成の workflow も起動するようにしています。
[f2b7622330] Hiroshi SHIBATA 2024-07-31 05:41:04 UTC
346bb6c08b31f463ab3633629220d483cb564855 で追加した GitHub Actions の workflow から Docker イメージのビルドは別の release 処理用の workflow に移動して、そちらでさらに作成したパッケージのリリース用ディレクトリへの移動も行うようにしています。
[a8f36c3263] Hiroshi SHIBATA 2024-07-31 06:55:01 UTC
f2b76223301116fc4643800313b931ff62a8196f で追加した GitHub Actions のリリース処理用 workflow でバージョンを手動起動時のパラメーターとして受け取るようにしています。
[e935366fe8] Hiroshi SHIBATA 2024-07-31 06:55:12 UTC
f2b76223301116fc4643800313b931ff62a8196f で追加した GitHub Actions の release 処理用 workflow にウェブサイトの最新のパッケージバージョンのメタデータ情報を更新する workflow の起動も追加しています。
[9ed7e06a27] Hiroshi SHIBATA 2024-08-01 00:19:42 UTC
f2b76223301116fc4643800313b931ff62a8196f で追加した GitHub Actions の release 処理用 workflow で Snapcraft の snap 作成の workflow の起動も追加しています。
[e0f4cbd612] Naoto Ono 2024-07-29 07:43:53 UTC
GitHub Actions の Windows 版 workflow でもテスト結果を Launchable と連係できるようにしています。