今日は主に GC の実装の ASAN 対応の強化や予約語 case に対応する3種類の AST ノードに位置情報を持たせる変更などがありました。
[02b36f7572] KJ Tsanaktsidis 2024-09-21 11:11:27 UTC
ASAN 利用時の誤検出抑制のための asan_unpoisoning_object() の定義を gc/default.c 内から internal/sanitizers.h に移動して、 struct heap_page::freelist の NULL チェックのところでもこれを利用するようにしています。
[feac2b4b77] ydah 2024-09-21 15:13:16 UTC
case 文の予約語 case の AST のノードの構造体にメンバーを追加し、位置情報を含めるようにしています。
[5334766beb] ydah 2024-09-21 15:17:52 UTC
case 文の予約語 case の無引数の時のノードでも位置情報を持たせるようにしています。値のない case ってノードが別になってるんだ。
[b811a9a097] ydah 2024-09-21 15:22:59 UTC
さらにパターンマッチの時の予約語 case のノードにも位置情報を持たせるようにしています。
[7be1fafe58] Nobuyoshi Nakada 2024-09-22 03:14:56 UTC
Time#xmlschema の実装の高速化。
[c071fedb32] David Rodríguez 2024-09-20 13:37:52 UTC
bundler の bundle outdated の --group オプションを指定したときの出力を修正。
[d0925c075b] Daniel Colson 2024-09-19 18:48:57 UTC
bundler で git リポジトリを source とする時に cache ディレクトリに refs/ というサブディレクトリを事前に掘っておくようにしています。git リポジトリとして認識されるようにしているみたいです。 https://github.com/rubygems/rubygems/issues/8046
[5d53993a37] David Rodríguez 2024-09-19 14:25:49 UTC
bundler の Bundler::SelfManager というクラスで bundler 自身のバージョンを指定のものに変えて実行するかどうかの判定に Bundler.settings[:version] の考慮を優先させるようにしています。コミットログによると開発中の x.y.z.dev のバージョンの指定の時に切り替えないようにするためみたいです。
