意外に難しいLinux 2.6への移行

Linux 2.2から2.4への移行の時は単にダウンロードしてきてコンパイルして起動すれば済んでしまっていました。しかし2.4から2.6への移行はいろいろ変更点とか引っかかるポイントが多くて一筋縄ではいかない感じです。わたしが行った移行作業についてPrimitive Brothにページを追加しました。

ソースツリー自体は綺麗に整理されたようで探索しやすい印象ですが、コンソールのキーコードがころころ変わってたり、AGPコントローラに不具合があったりスレッドモデルの変更に伴って動作しなくなるドライバやアプリケーションがあるなど問題は山積みです。カーネルコンフィグも引継ぎできない部分が多くて慎重に設定する必要があります。

2.4もドライバの種類は随分充実していますしはっきり言って無理に移行する必要はないといってしまえばそれまでなんですけど、2.4系の開発は止まってしまうようですからね。なんかちょっと残念ですが。