WICKED

ミュージカルの WICKED を観てきました。

あとで書く。

(追記)
ミュージカルなんて、まして劇団四季なんて、ずえっったい観ることないだろうな、と思っていました。
そう、この広告デザインを観るまでは……。

http://wicked.jp/images/main_image.gif

つば広のとんがり帽子をかぶった緑色の魔女の耳元に、なにごとか囁きかける真っ白な服の女性。わたしはこのデザインにやられたんです。電車でこれを一目見た瞬間に「これを描いた人に敬意を表してなにかせねば」と思ってやむにやまれずチケットを取ったのです。いや、あんなに高いとは知らなかったんですけど……。

それでもやっぱり劇場に入って、幕があがって最初の一時間くらいは(かなり長い)、やっぱりこれは馴染めないな、ダメだなと思ってました。まああのデザイン作った人の給料の一部に貢献できたならいいか、とそんな程度の考えでしたし。あーあのキャストいい男だなーとか、この衣装のデザインがいいなとか、そんなところをみて暇つぶしをしていました。
前半のクライマックスでのエルファバの唄のあたりから今度は音楽と歌に目、というか耳が向かうとだいぶ劇に入り込んで楽しめるようになりました。エルファバ役の濱田めぐみさんの歌は素晴らしかった。
また「オズの魔法使い」のストーリとの絡みあいのネタがでてくるとやはりちょっとくすりとするので、後半はそういう点でも楽しめました。やっぱり「オズの魔法使い」は知っておいたほうが観た時により楽しめるでしょうね。

まあそれでも多分もうミュージカルも劇団四季も観ることはないと思いますが、「ウィキッド」は良い観劇体験をさせていただきました。グッズも一杯買っちゃっし、やっぱりあのデザイン欲しさに負けて。