観てきました。
平家物語をモチーフに西部劇をやるという……ま、内容の解説なんてどうでもいいや。
これは当たり外れがおおきそうなイロモノの作品だなーという事前情報でしたが、いいほうに大当りでした。
そもそもそんなにイロモノでもなかったです。モダンかと思ってたらポストモダンだった、みたいなそんな感じ。
基本的にはちゃんと映画してるし、遊んでいる部分も映画のお約束は知った上でそれに則って遊んでいるので不快な外しかたがない*1。
普通に映画好きな人にならおすすめ。
今回一番注目したのは衣装。カコイイ。
特に義経の衣装。衣装デザイン担当は北村道子さん。
ふーむ……、あっ、CASSHERN の衣装デザインもやっていた人なのか。どうりで。
そしてキャスト。なんだこの豪華キャストは。主演以外が無駄に豪華。
俳優、女優をかっこよく撮る演出が徹底していて、伊勢谷の義経と桃井さんの弁天がかっこよすぐる。
ラストの決闘も大変クールだった。
そういえば衣装カコイイというのと、キャストをかっこよく撮ってるというのも CASSHERN の感想と同じで、方向性は似てなくもないか。
あーあと香川さんがまたかって感じで異彩を放ちまくってました。
香川さんはどれだけ色んな作品に出たら満足できるんでしょう。最近何を観ても香川さんが出演しているような気がします。
*1:石橋の弁慶は不要だったと思うけど
