出雲

神つ国 出雲へ行ってまいりました。

後で書く。

出雲大社へ。そしてすぐ近くの島根県立古代出雲歴史博物館へ。この日は強風と粉雪でおそろしく冷えこむ日でした。

大社は初詣に向けての出店の準備が却って侘しく感じる年の瀬のお参りでしたので、さほど混みあっていなくてスムーズでした。わたしは確か小学生の時に修学旅行かバス遠足かで出雲大社に来たことがありましたので、大注連縄も記憶の中でもっともっとどーんとでかかったはずだけどなぁとか(もちろん自分が大きくなっただけ)不届なことを思っていました。奥の神殿は入れないので塀越しに社の屋根部分を眺めるばかりですが、とても美しい造りです。そういえば本来神殿ってこういうものだったよな、なんで最近の神社はお寺みたいになっちゃったんだろう。

そして近くのそば屋のかねやさんで出雲そばで昼食。客はわたしたちだけという状態でしたが、味は抜群でした。寒いのになぜか割子そばを注文してしまって、暖かいのにすればよかったかなと思っていましたが、後悔することのない絶品でした。この後そばの美味しさが忘れられずに、出雲市駅に戻ってからもう一度そばを食べてしまったくらいですが、やっぱりこのかねやさんで食べたそばが一番美味しかった。

島根県立古代出雲歴史博物館では大量の天空の剣銅剣・銅矛がありましたが、こちらは撮影禁止のためカメラはNG。それにしても銅製なのになかには驚くほど状態が良くて形状をほぼ残しているものもあります。そもそも数がすごい。武器としてのものではなくて、奉納物だったそうですが、古代の出雲は少なくとも宗教的な意味で日本の中心地だったんでしょうね。
この博物館は大社の建築についての展示や古事記に著されている神話の他に、出雲国風土記という古代の地方白書についての解説やたたら製鉄石見銀山についての展示など内容が豊富で、かなりおすすめです。