足立美術館へ行ってきました。
後で書く。
足立美術館は安来節(いわゆる「どじょうすくい踊り」ですね)の有名な安来駅からバスで30分くらい? 結構人里離れた小さな小さな温泉地にある美術館です。
が、この美術館は実は世界一なのです。アメリカの雑誌「Journal of Japanese Gardening」の「優れた日本の庭園ランキング」で2003年から2007年現在まで5年連続で第1位に輝き続けているんです。日本庭園の専門雑誌がアメリカで発行されているってところにまずびっくりですね。つまりはアメリカ人の目線からみた日本庭園として、とても優れているということで、なんだか微妙な心持ちですが、いえいえ、やっぱり1位というのはそれなりにわけがあってのものでした。
逐一みどころで解説の案内板が配置されているという無粋さがいかにもアメリカ人好みっぽいなとか皮肉を言いつつも、おそろしく手間をかけて完璧な状態を維持している庭園は、やはり見事でした。ここは散策するための庭園ではなくて、特定の視点から鑑賞されることを前提とした「静止画としての庭園」で、それゆえに徹底してこだわった配置とかバランスを保つことに大変な労力が注がれているにちがいありません。なんだかあんまり褒めてないみたいな文章になってしまいましたが、ここはおすすめのスポットです。
