ruby-trunk-changes r29776 - r29783

今日は自家製の ruby-trunk-changes 支援ツールで生成したテキストで初投稿です。
あー今気がつきましたが、Heroku で svn log を取得している関係でコミットの時刻が +0900(JST) じゃなくて -0800 になってますね。まあそのうち頑張ります。

azav:r29776 2010-11-13 11:21:12 -0800

symbian 向けの configure.bat でパッケージのバージョン番号を RUBY_VERSION_(MAJOR|MINOR|TEENY) から取るのをやめて RUBY_API_VERSION_(MAJOR|MINOR|TEENY) から取るように変更しています。

svn:r29777 2010-11-13 11:21:13 -0800

version.h の日付更新。

azav:r29778 2010-11-13 11:26:55 -0800

symbian 向けに config.h に HAVE_LABS と HAVE_LLABS というマクロの定義を追加しています。

azav:r29779 2010-11-13 11:32:35 -0800

r29776 と r29778 のぶんの ChangeLog 記載です。

nobu:r29780 2010-11-13 15:48:12 -0800

win32/setup.mak コマンドラインの表示の抑制などビルド時のメッセージの微調整のようです。

nobu:r29781 2010-11-13 19:05:29 -0800

ARGF.readlines や ARGF.each_line も引数の limit に 0 を指定すると無限ループに陥る現象の修正。
これ ARGF のことを調べてて気がついたので twitter でつぶやいてからお昼ごはん食べて、さてソースみてみようかと思ったらもう修正されてました。さすがです。

nobu:r29782 2010-11-13 23:49:06 -0800

Rubyスクリプトファイルの magic comment に warn_indent というのが追加されています。
これは 1.9 で -w オプションをつけると begin-end とか if-end でインデントが揃っていないと警告が出るようになったので、自動生成したソースなどでは抑制したいというために導入されたみたいです。またこの magic comment はスクリプトファイル先頭に限らず途中に書いてもよくて、どうやらファイル内の行ごとに on/off を切り替えられるようです。

# -*- warn-indent: true -*-
begin
 end  # <- 警告される
# -*- warn-indent: false -*-
begin
 end  # <- 警告されない 

この差分を読んでて気がついたのですが、magic comment の処理はコールバック関数を定義してテーブル(配列)に登録するだけで案外簡単に追加できるんですね。

nobu:r29783 2010-11-14 00:57:53 -0800

enc/Makefile での make distclean で tarball に含まれているファイルを消していたのでそれは realclean で消すように修正。