ruby-trunk-changes r30527 - r30535

あまり動作に影響する修正はない日でした。

それはともかく、いつもどこでも ruby-trunk-changes が書けるように MacBook Air 11インチ欲しい! です。あたるといいなぁ。

kosaki:r30527 2011-01-12 23:22:39 +0900

$VERBOSE = true の時に Kernel#syscall で将来的に消す予定だよと警告メッセージを表示するようにしています。[ruby-core:34062]

naruse:r30528 2011-01-13 00:35:07 +0900

addr2line.c でエラー時の C のバックトレース取得で DWARF2(多分)のデバッグ情報からソースファイルのディレクトリパス情報を検索するところで、カレントディレクトリを示す時にループが回りすぎて "Unexpected directory number" とエラーメッセージが表示されていたのを修正。

svn:r30529 2011-01-13 00:35:08 +0900

version.h の日付更新。

ryan:r30530 2011-01-13 06:53:31 +0900

test/webrick/test_filehandler.rb にてヒアドキュメントのデリミタ(って言うんですかね)にアンダースコアではさまれた _end_of_request_ という文字列が使われているのが emacs でうまくパースされないらしいので END_OF_REQUEST に変更されています。

ryan:r30531 2011-01-13 07:05:05 +0900

Exception#to_s が message に対して to_s を呼んで String を返すことを保証するように……って見憶えがあると思ったら r30455 で行なった修正で OBJ_INFECT を消してしまったのを復活させているようです。

mrkn:r30532 2011-01-13 13:23:30 +0900

Mac OS X では SEGV 時などの C のバックトレースは ~/Library/Logs/CrashReporter などの専用のディレクトリに出力されるため、ruby はそのパスを出力して参照を促すだけなのですが、そのディレクトリ名が CrashReport と typo していたので修正。[Bug #4275] [ruby-dev:43021]

関係ないですが、個人的には自分でビルドした ruby みたいに端末から実行して、よく SEGV を起こす(再現テスト的な意味で)ものをいちいち CrashReporter に入れられるのは面倒なので、その場で表示してファイルは残さないで欲しいと思うことがあるのですが、何か設定方法はないでしょうか。

mrkn:r30533 2011-01-13 13:37:25 +0900

r30532 でメッセージを変更したぶんバナーの "-" を削ってメッセージの幅を調整しています。

akr:r30534 2011-01-13 20:49:54 +0900

vm_insnhelper.c の関数マクロの引数にかっこをつける修正です。

akr:r30535 2011-01-13 20:58:20 +0900

Dir.mkdir の rdoc に使用例を追記しています。