ruby-trunk-changes r34413 - r34420

今日は Coverage のファイルパスのエンコーディング修正、ARGV の内容を replace で置換した時の ARGF の動作の修正、REXML のパーサの不具合修正などがありました。

knu:r34413 2012-02-02 01:12:44 +0900

Tempfile でファイル削除時に File.exist? で存在確認してから削除するのはやめてただ Errno::ENOENT 例外を捕捉して無視させるようにしています。

svn:r34414 2012-02-02 01:12:47 +0900

version.h の日付更新。

mame:r34415 2012-02-02 01:28:14 +0900

Coverage.result のファイルパスがエンコーディングを意識していなくて ASCII-8BIT になっていたので filesystem_encoding() を利用するようにしています。 [ruby-dev:44950] [Bug #5725]

usa:r34416 2012-02-02 16:22:17 +0900

Net::HTTP の keep alive についてのテストで標準エラー出力へのデバッグ出力が設定されていたのを消しています。

naruse:r34417 2012-02-02 17:52:55 +0900

ARGF.close 後に ARGV.replace で ARGV の内容を置き換えると、置き換えた内容が反映されるように修正されています。 昨日の r34409 で動かなくなっていたそうです。 [ruby-dev:45160] [Bug #5952]

akr:r34418 2012-02-02 20:51:25 +0900

Addrinfo の rdoc での Addrinfo#inspect の例を実際の結果に合わせて修正しています。 [ruby-dev:45178]

kou:r34419 2012-02-02 21:42:27 +0900

REXML による XML のパース時に xmlns:xml 属性 の namespace のチェックで比較すべき変数を間違えていた不具合を修正しています。 [ruby-dev:45169] [Bug #5956]

kou:r34420 2012-02-02 21:48:45 +0900

r34419 で修正した REXML のパーサですが、そもそも a,b,c,d,e というわかりにくい変数名を使っていたので内容のわかる名前に変更しています。 [ruby-dev:45169] [Bug #5956]