ruby-trunk-changes r36105 - r36115

nobu:r36105 2012-06-16 07:11:55 +0900

r36098 で Test::Unit::Runner#puke の再定義を元に戻したのを再度完全に上書きするのではなくて Minitest の実装を super で呼んで、メッセージの指定されていない skip の時だけ表示を抑制するようにしています。

nobu:r36106 2012-06-16 07:12:30 +0900

bootstraptest/runner.rb が -j オプションを受けつける(ただし無視する)ようにしています。 test/unit との互換性のために -j が指定されてもエラーにしないようにしているようです。

nobu:r36107 2012-06-16 07:12:58 +0900

r35961 で tool/runruby.rb 内で File.realpath が存在しない時に追加した定義がホームディレクトリを返すだけになっていたのを修正しています。 [ruby-dev:45753] [Bug #6598]

nobu:r36108 2012-06-16 07:46:08 +0900

Test::Unit で -j オプションを指定して parallel モードで動作した時にレポートの整形を worker ではなく親プロセスで実行するように変更しています。

nobu:r36109 2012-06-16 07:46:10 +0900

r36108 のぶんの ChangeLog エントリを追加しています。

nobu:r36110 2012-06-16 13:23:32 +0900

Test::Unit で --job-status に replace 以外を指定した時に余分な表示が出力されるのを抑制しています。

nobu:r36111 2012-06-16 13:23:34 +0900

さらに Test::Unit で -j オプションをつけた時に worker でエラーになったものを最後に親プロセスで リトライする時の "Retrying..." というメッセージはエラーになったテストがあった時だけ表示するようにしています。

nobu:r36112 2012-06-16 13:23:36 +0900

また Test::Unit で警告がなかった時に余分な空行が出力されるのを抑制しています。

nobu:r36113 2012-06-16 18:31:50 +0900

Ruby の初期化処理を終えて VM の running というメンバに 1 をセットするのは初期化処理がエラーにならずに実行できた時だけにしています。

tadf:r36114 2012-06-16 18:49:17 +0900

Date と DateTime の中で利用している struct tmx_funcs の offset (タイムゾーンのオフセット)は VALUE (Numeric) でなく int をそのまま使うように変更しています。

tadf:r36115 2012-06-16 19:25:30 +0900

Date/DateTime の内部表現に使っている構造体 SimpleDateData の sg というメンバの型を float と double に切り替えるための USE_FLOAT というマクロを定義して条件コンパイルしていたのを date_sg_t というマクロを定義して、単にこれを float として定義するか double として定義するかで分けるようにしています。