ruby-trunk-changes r36116 - r36122

nobu:r36116 2012-06-17 16:20:53 +0900

thread_win32.c で __cond_timedwait() という関数名が使われていたので native_cond_timedwait_ms() にしています。 C の仕様で "__" で始まる識別子はシステムライブラリ等で利用できるよう予約されているためアプリケーションが使ってはいけないことになっているためです。

svn:r36117 2012-06-17 16:20:57 +0900

version.h の日付更新。

nobu:r36118 2012-06-17 16:20:58 +0900

thread_win32.c で USE_WIN32_MUTEX が真の時の return の不在や引数の間違いなどのバグを修正しています。

nobu:r36119 2012-06-17 16:21:03 +0900

thread_win32.c/h で rb_thread_lock_t を CRITICAL_SECTION と HANDLE の union として定義して USE_WIN32_MUTEX での型を正確に扱えるようにしています。 #if で分岐しているので型も USE_WIN32_MUTEX で typedef を変更してもいいような気もしますが rb_thread_t に含まれるのでできるだけ環境で変化しないようにということでしょうか。

nobu:r36120 2012-06-17 22:23:56 +0900

Dir.exist? の実装である rb_file_directory_p() は file.c にあるのですが、rdoc 用のコメントが関数の前でなくて File.directory? の関数の前に一緒になっていたのを dir.c にダミーの関数定義を #if 0 で括って置いてその前に置くことで rdoc を騙すようにしています。 [ruby-core:45685]

nobu:r36121 2012-06-18 00:38:22 +0900

readline のテストで assert_equal の期待値と実際の値の引数の順番を間違えていたりしたのを修正しています。

svn:r36122 2012-06-18 00:38:27 +0900

version.h の日付更新。