naruse:r36492 2012-07-23 00:04:11 +0900
Thread の割り込み時(タイマー割り込みを含む)で Thread の状態が THREAD_TO_KILL の状態の時に実行時間をインクリメントするのを忘れていたため FreeBSD や Mac OS X で Thread#kill で止めようとしたスレッドの切り替えがうまく進まなくなる不具合を修正しています。元からあった問題ですが r36430 の非同期例外の変更で顕在化したとのこと。
svn:r36493 2012-07-23 00:04:19 +0900
version.h の日付更新。
naruse:r36495 2012-07-23 01:48:49 +0900
r36492 の Thread 切り替えのテストはうまく動かない時はそのまま固まってしまうので子プロセスを起動してそこで動かすことでタイムアウトできるようにしています。
kazu:r36496 2012-07-23 01:50:49 +0900
http_proxy など Proxy 関係の環境変数を Net::HTTP が取るようになった機能のテストが既にこれらの環境変数が設定された状態で実行するとエラーになっていたので、不要な時は明示的に環境変数を消して実行するようにしています。 [ruby-dev:45994] [Bug #6774]
kazu:r36497 2012-07-23 01:55:55 +0900
同様に URI::Generic のテストに http_proxy や ftp_proxy 環境変数に空文字列がセットされていた時のテストを追加しています。
naruse:r36498 2012-07-23 08:11:05 +0900
test/ruby/test_thread.rb の未使用のローカル変数の警告除去。さっそく "_" で始まる変数は警告の対象外になるという機能が利用されています。
nobu:r36499 2012-07-23 14:43:37 +0900
AIX での実行時リンクエラーの対応。 SHLIB_PATH のかわりに LIBPATH という変数を利用するようにしています。 [ruby-core:46397] [Bug #6728]
akr:r36500 2012-07-23 22:49:56 +0900
r36417 で open-uri が Tempfile を使っている時に close! を使って積極的に一時ファイルを閉じるようにしていたのですが、open-uri.rb が tempfile.rb を require していなかったために定数 Tempfile が未定義のまま利用しようとしてしまう可能性があったので、is_a? で判定するのではなく respond_to? で close! が呼べればそちらを呼ぶようにしています。 [ruby-dev:45995] [Bug #6781]