今日もドキュメントの変更やリファクタリングとクロスコンパイル時のビルドのための修正などがありました。
eregon:r40516 2013-04-29 00:40:53 +0900
r40499 で追加した lib/yaml.rb の YAML の rdoc コメントを修正しています。 YAML のエンジンはもう Psych のみなので YAML は単に Psych の別名になっているのでそれに追随しています。 さらに YAML::ENGINE.yamler = 'syck' とした時の警告メッセージも少し修正しています。 [ruby-core:54665] [Bug #8344]
svn:r40517 2013-04-29 00:40:57 +0900
version.h の日付更新。
nobu:r40518 2013-04-29 06:58:36 +0900
r40513 で修正した OpenSSL::BN.new の再修正。あらかじめサイズが決まっている Fixnum のメモリ確保は変数として宣言するようにしておき、Bignum のほうも ALLOCV_N() を使って可能なら alloca() で確保するようにしています。
nagai:r40519 2013-04-29 09:20:56 +0900
ext/tk/MANUAL_tcltklib.eucj と old-README.tcltklib.eucj は既に内容のエンコーディングは UTF-8 に変更されているので、拡張子を *.jp に変更しています。 しかし .jp より .ja のほうがいいという意見もチケットに出ているので再変更あるかもしれません。 [ruby-dev:47172] [Bug #8084]
naruse:r40520 2013-04-29 17:05:13 +0900
Bionic libc (Android NDK の libc) は langinfo.h というヘッダを持っていないため拡張ライブラリ nkf がコンパイルエラーになるので条件コンパイルの分岐を追加して #include をしないようにしています。 [ruby-dev:47301] [Feature #8338]
nobu:r40522 2013-04-29 17:44:16 +0900
vm.c の VM_EP_LEP() という関数で while(1){} の無限ループ内で return している文を return する条件を while() の条件部に(真偽を反転して)移動させてループを抜けてから return するように書き直しています。
akr:r40523 2013-04-29 18:01:44 +0900
thread.c の struct timeval の tv_sec が POSIX では time_t のはずなんだけどそうなっていないアーキテクチャがいくつかある、というのを解説しているコメント部分に MinGW-w64 の例を追記しています。