ruby-trunk-changes r40572 - r40574

今日は _FORTIFY_SOURCE というマクロを on にしている時のバッファオーバランチェックが有効になるようにする変更がありました。連休中なのでコミットもひと休みという感じですね。

kosaki:r40572 2013-05-04 06:03:58 +0900

xmalloc(), xmalloc2(), xcalloc() などのメモリ確保系のラッパ関数の宣言に gcc 拡張の__attribute__((__alloc_size__)) を(可能なら)付けるようにしています。 これは _FORTIFY_SOURCE というマクロが on の時にメモリ確保系の関数を指定しておくとバッファオーバランの検出と警告などをしてくれるという機能をこれらのラッパ関数を経由して実行しても有効になるようにコンパイラに指示できるというものだそうです。 詳しくは以下の参考リンク先を参照してください。 参考URL: http://mkosaki.blog46.fc2.com/blog-entry-1228.html

svn:r40573 2013-05-04 06:04:03 +0900

version.h の日付更新。

zzak:r40574 2013-05-04 07:21:34 +0900

doc/security.rdoc に脆弱性の報告先の security ML のアドレスを追記しています。