ruby-trunk-changes r42536 - r42542

今日は Class#prepend_features を undef する修正と Random の修正がありました。

tarui:r42536 2013-08-12 23:09:34 +0900

RGenGC のデバッグ用の gc_marks_test() で dont_gc フラグを立てて GC を抑制するようにしています。コミットログをみると st_table の操作で GC が走らないようにしているとのこと。

zzak:r42537 2013-08-13 08:54:38 +0900

doc/syntax/literals.rdoc に文字列リテラルの連結について追記しています。 これを読むまで知らなかったのですが、% 記法のリテラルが最後になる時を除いて(その場合は % メソッドと区別がつかないためでしょう)シングルクオート、ダブルクオート、%{} や %q{} が混在していてもいいんですね。 https://github.com/ruby/ruby/pull/380

svn:r42538 2013-08-13 08:54:44 +0900

version.h の日付更新。

kazu:r42539 2013-08-13 09:13:26 +0900

r42489 の ChangeLog エントリの typo 修正。

kazu:r42540 2013-08-13 09:13:30 +0900

r42525 の ChangeLog エントリの typo 修正。

nobu:r42541 2013-08-13 21:52:25 +0900

prepend_features メソッドを Class で undef しておくようにしています。 append_features と同様の扱いにしています。このメソッドはその Module 自身が別の Module/Class に prepend された時に呼ばれるフックメソッドなので Class が持つべきではないからです。 https://github.com/ruby/ruby/pull/376

nobu:r42542 2013-08-13 22:13:02 +0900

unsigned long の乱数を取得する rb_random_ulong_limited() で乱数エンジンから rand メソッドで取り出した乱数を まず to_int で整数に変換しておくようにしています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/379