今日はいろいろありましたが主にドキュメントの変更でした。
normal: r45232 2014-03-02 10:49:15 +0900
拡張ライブラリを初期化する ruby_init_ext() に同じ名前を複数回渡した時に重複して実行しないようにしています。 警告除去のためということですがどのライブラリのことでしょうね。
svn: r45233 2014-03-02 10:49:20 +0900
version.h の日付更新。
marcandre: r45234 2014-03-02 10:54:36 +0900
NEWS-2.1.0 に Numeric#step のキーワード引数追加のところに by を 0 に指定できることを追記しています。 [Bug #9575]
marcandre: r45235 2014-03-02 10:55:02 +0900
Float::DIG の rdoc 用コメントを正確な表現に修正しています。 [ruby-core:58755] [Bug #9191] [Bug #9192]
marcandre: r45236 2014-03-02 10:55:17 +0900
Proc#arity の rdoc 用コメントのブロックパラメータの表記の変更など( { |arg| } のように "|" の前に空白を入れるスタイルに統一しています)。
marcandre: r45237 2014-03-02 10:55:33 +0900
Proc#arity の rdoc 用コメントの修正を現在の挙動に合わせて書き直しています。 Proc が lambda でない時の挙動について追記しているみたいです。 [ruby-core:41431] [Bug #5694]
marcandre: r45238 2014-03-02 10:55:49 +0900
Proc#arity の rdoc にさらにブロックパラメータにキーワード引数があった時の挙動について追記しています。 [ruby-core:53298] [Bug #8072] [ruby-core:59314] [Bug #9299]
zzak: r45239 2014-03-02 10:57:42 +0900
README.EXT および README.EXT.ja の GetDBM の定義の例から不要な文字を削除…ってあるんですけど、これ行継続のためのバックスラッシュだから例としては必要ですよね。と思ったら後で revert されていました。
nobu: r45240 2014-03-02 11:13:41 +0900
r45225 で新しい Readline のバージョンのために Function のかわりに rl_hook_func_t を利用するようにしたのですが、rl_hook_func_t が存在しないくらい古い Readline の対応のために、もし rl_hook_func_t がなかったら Function におきかえるようなマクロ定義をコンパイルオプションに追加するようにしています。 [ruby-core:61209] [Bug #9578]
nobu: r45241 2014-03-02 11:15:21 +0900
標準添付ライブラリ find の Find.find (くどいな…)に ignore_error というキーワード引数を追加して Errno::ENOENT, Errno::EACCES, Errno::ENOTDIR, Errno::ELOOP, Errno::ENAMETOOLONG などのエラーを無視するかどうかを切り替えできるようにしています。デフォルトは true なので従来と同じくこれらの例外は無視して続行するようになっています。 [ruby-core:51025] [Feature #7596]
zzak: r45242 2014-03-02 12:33:55 +0900
r45239 の README.EXT と README.EXT.ja の変更を revert しています。
akr: r45243 2014-03-02 15:22:27 +0900
r45240 で readline の extconf.rb に追加した rl_hook_func_t のマクロ定義のところに追加理由をコメントとして追記しています。
naruse: r45244 2014-03-02 17:44:31 +0900
test/ruby/envutil.rb の assert_separately でスクリプトの行数の調整が r44123 の END ブロックの挿入でずれていたので調整しています。
naruse: r45245 2014-03-02 17:44:34 +0900
拡張ライブラリ dl のテスト test_qsort1 で assert_separately を利用して子プロセスで実行するようにしています。 GC.stress=true の状態で走らせるテスト部分があるので、使用メモリ量がすくない状態で走らせることで高速化しようとしているようです。