今日はドキュメントの修正や、rb_data_type_t の初期化の変更、win32ole の RTypedData 移行などがありました。
hsbt: r48656 2014-12-01 10:42:38 +0900
doc/syntax/refinements.rdoc から Refinements は experimental な機能だよー、という記述を削除しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/775
svn: r48657 2014-12-01 10:42:46 +0900
version.h の日付更新。
hsbt: r48658 2014-12-01 10:49:58 +0900
man/rake.1 の内容を更新していますが、roff の記法なので読みづらいので内容はよく読んでいません…。 https://github.com/ruby/ruby/pull/771
svn: r48659 2014-12-01 10:50:02 +0900
r48658 の man/rake.1 の変更の行末の空白除去。
hsbt: r48660 2014-12-01 11:05:53 +0900
Proc#arity の rdoc 用コメントの文法修正。 https://github.com/ruby/ruby/pull/764
nobu: r48662 2014-12-01 15:38:04 +0900
r48647 で rb_data_type_t の parent を廃止して reserved というメンバ名に変更しましたが、将来の型変更に供えて初期化時の値を NULL から 0 と書くように変更しています。ついでにユーザデータ用の data も 0 で初期化するようにしています。拡張ライブラリを書いている人も RTypedData を使っていたらこうしておいたほうがいいのかもしれないですね。
nobu: r48663 2014-12-01 15:38:08 +0900
common.mk に ext/json/parser/parser.c の生成ルールを追加しています。 コミットログにはローカルでの開発で時々必要になるからと書いてあって、ショートカットとして使うってことでしょうか。ruby のソースディレクトリで普段生活している人の感性ですね。
nobu: r48664 2014-12-01 17:20:45 +0900
Windows 版の場合の verconf.h の依存関係に verconf.mk を追加し、configure しなおしたら verconf.h も再生成するようにしています。 またこのため tool/generic_erb.rb の -c オプションを消して、テンプレートファイルに差分がなくても再生成するようにしています。
suke: r48665 2014-12-01 20:03:13 +0900
拡張ライブラリ win32ole で、ついに WIN32OLE 自体も RTypedData 化されました。多分これで win32ole のクラスは全て移行完了ですかね。