ruby-trunk-changes r51884 - r51888

今日は主にテストの修正と関数の宣言の型の修正などだけでした。

nobu: r51884 2015-09-17 10:01:39 +0900

id_table.c の insert_into_chain() と insert_into_main() のプロトタイプ宣言の第2引数の型が間違っていたのを修正。

svn: r51885 2015-09-17 10:02:46 +0900

version.h の日付更新。

kosaki: r51886 2015-09-17 12:21:15 +0900

Dir のテスト test/ruby/test_dir.rb で ?a..?z のような ? つきのリテラルの記法を使っていたところを普通の "a".."z" のようなダブルクオーテーションによるリテラルを使うように修正しています。 "Don't use tricky code, please." だそうで、tricky かどうかはともかく、Twitter 上で ? リテラルについて、3.0 では deprecated にするのはどうかという話が上がっていたので、そのうちこの記法警告が出たり消えるかもしれませんね…。

nobu: r51887 2015-09-17 17:24:54 +0900

id_table.h に重複した #include を防ぐための定石の #ifdef RUBY_ID_TABLE_H と #define RUBY_ID_TABLE_H を追加しています。

hsbt: r51888 2015-09-17 17:42:14 +0900

TEST_EXCLUDES に除外対象のテストに test/unit と minitest 自体のテストを除外させるようにしています。あれ、 test-unit と minitest は bundled gems として標準添付から外されたからテストも消されたかと思ってました。 これらのテストは make test-testframework というターゲットで実行されるようにしていて、make test-all の依存関係にこれを追加しているので、test/unit と minitest のテストを実行してから ruby のテストを実行するという流れになるようです。