ruby-trunk-changes r53640 - r53647

今日は拡張ライブラリ io/wait の IO#wait で書き込み可能待ちもできるようにする変更などがありました。

nobu: r53640 2016-01-24 14:30:54 +0900

拡張ライブラリ io/wait の IO#wait_readable のテストを追加しています。

svn: r53641 2016-01-24 14:30:55 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r53642 2016-01-24 16:55:05 +0900

拡張ライブラリ io/wait の IO#wait に mode という引数を追加して、読み込みだけでなく書き込みを待つ挙動もできるようにしています。 [Feature #12013]

duerst: r53643 2016-01-24 18:13:30 +0900

r53633 の make update-unicode のリベンジ。 どうやら RubyCI は無事みたいなので大丈夫そうですね。 [Bug #12007]

normal: r53644 2016-01-24 19:36:16 +0900

vm_check_if_namespace() でクラスを rb_inspect() で文字列化してから例外メッセージに埋め込んでいたところを PRIsVALUE を使って直接埋め込むようにしています。エンコーディングの時のため…と普段は言うところですがコミットログをによるとコードサイズの削減が目的だったそうです。ブレないなぁ。

nobu: r53645 2016-01-24 23:59:16 +0900

r53644 の vm_check_if_namespace() の例外メッセージの構築の修正についてテストを追加しています。こちらはクラス名がマルチバイト文字だった場合のエンコーディング保持を主眼としたものですね。

nobu: r53646 2016-01-25 00:00:57 +0900

r53645 で追加した r53644 のテストで Encoding.default_internal が異なる環境を考慮して EnvUtil.with_default_internal で明示的に UTF-8 に設定してから実行するようにしています。

svn: r53647 2016-01-25 00:00:58 +0900

version.h の日付更新。