ruby-trunk-changes r53985 - r53989

今日は OpenStruct の内部的メソッドの改名と private メソッド化などがありました。

nobu: r53985 2016-03-03 12:08:52 +0900

r53982 でテスト時の表示でカーソルを行頭に戻す条件に @verbose のチェックも追加しています。 verbose 時は結果と経過時間を追記するので移動したらまずかったようです。

svn: r53986 2016-03-03 12:08:53 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r53987 2016-03-03 14:09:02 +0900

標準添付ライブラリ ostruct の OpenStruct#modifiable, #new_ostruct_member, #table などの内部的に利用するメソッドを #modifialble?, #new_ostruct_member!, #table! など ? や ! を付けるように改名して、さらに private メソッドにしています。private にしているのはドキュメンテーションから外すためみたいですが、改名は衝突を防ぐためですかね? [ruby-core:71069] [Bug #11587]

nobu: r53988 2016-03-03 16:42:32 +0900

parse.y の struct parser_params の last_cr_line というメンバを消して cr_seen という bit field のメンバに変更してサイズを削減しています。 "\r" が行の途中に出現した時の警告の重複を省く処理でフラグだけで判定するようにリファクタリングしています。こんな警告あったのか。

nobu: r53989 2016-03-03 17:31:12 +0900

parse.y の parser_nextc() から parser_nextline() と parser_cr() という関数を切り出してめったにないケースは関数呼び出しをネストさせたところに追い出すようにしています。これは最適化というよりは readability のためですかね。