ruby-trunk-changes r55829 - r55833

今日は RBASIC_CLEAR_CLASS() RBASIC_SET_CLASS_RAW() といったマクロの aliasing 警告対策がありました。

kazu: r55829 2016-08-08 01:33:04 +0900

r55818 の ChangeLog エントリの typo 修正。

svn: r55830 2016-08-08 01:33:05 +0900

version.h の日付更新。

shyouhei: r55831 2016-08-08 13:19:58 +0900

internal.h で定義されているマクロ RBASIC_CLEAR_CLASS() RBASIC_SET_CLASS_RAW() でキャスト付きの代入を使っていたところを aliasing 警告を抑制するため memset(3), memcpy(3) を利用した定義に変更しています。 [ruby-core:74427] [Bug #12191] [ruby-core:76747] [Bug #12657]

nobu: r55832 2016-08-08 14:04:36 +0900

test/lib/test/unit.rb の並列テストで子プロセスの worker を起動する時にも r55828 と同様にコマンドラインオプションの -W1 をつけて警告抑制するようにしています。

nobu: r55833 2016-08-08 14:11:51 +0900

r55831 の再修正。 RBASIC_CLEAR_CLASS() で memset() に渡すサイズの修正と閉じかっこの漏れを修正。