今日はパッケージからのビルドに ruby が必要になっていた問題の修正のために Unicode 関係のヘッダファイルの生成についてビルドプロセスの修正がありました。
nobu: r55913 2016-08-16 11:02:33 +0900
tool/make-snapshot でパッケージ作成時に Unicode 用のデータファイルから生成したヘッダファイルを含めるように修正しています。 [ruby-core:76879] [Bug #12677]
svn: r55914 2016-08-16 11:02:34 +0900
version.h の日付更新。
hsbt: r55915 2016-08-16 11:18:51 +0900
Encoding::Converter と 標準添付ライブラリ net/http の Net::HTTP::Header#set_form の rdoc 用コメントの typo 修正。 https://github.com/ruby/ruby/pull/1407
nobu: r55932 2016-08-16 17:41:59 +0900
common.mk で make enc の時の enc.mk を使った submake の引数を MAKE_ENC という変数に切り出して win32/Makefile.sub でも使いまわすようにしています。 Windows の時に引数が不足していたので追随されるようにしているようです。
nobu: r55933 2016-08-16 17:53:49 +0900
Unicode のデータファイルから生成するヘッダファイル群を置くディレクトリを common.mk で UNICODE_HDR_DIR という変数に格納してこれを参照するようにしています。実際にはディレクトリは UNICODE_SRC_DATA_DIR と同じなのでつまりデータファイル群と同じディレクトリですが変数は分けています。
nobu: r55942 2016-08-16 21:04:34 +0900
r55933 で Unicode 関係のデータファイルとヘッダファイルを置くディレクトリを指す変数は分けましたが、今度は実際に生成するヘッダファイルの置き場所を分けるようにしています。データは enc/unicode/data/(version) にダウンロードされヘッダファイルは enc/unicode/(version) に置かれます。パッケージからのビルドで再生成が必要になっていた件の修正のためみたいです。 [ruby-core:76879] [Bug #12677]