ruby-trunk-changes r56201 - r56204

今日は拡張ライブラリ zlib のビルド時の変更がありました。

kazu: r56201 2016-09-22 13:06:53 +0900

r56194 と同様に GC#garbage_collect の rdoc 用コメントの呼び出し例で引数を省略した形式でも GC.garbage_collect とは呼べないので ObjectSpace.garbage_collect および GC を include して呼ぶ方法を記述するようにしています。 [ruby-core:77327] [Bug #12777]

svn: r56202 2016-09-22 13:06:54 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r56203 2016-09-22 15:35:27 +0900

Windows でのテスト用の dlntest.dll を作成する位置がビルドディレクトリ直下だったのを、ext/-test-/win32/dln/dlntest.dll に置くようにしています。

nobu: r56204 2016-09-22 15:35:28 +0900

拡張ライブラリ zlib の extconf.rb でソースディレクトリに "zlib-(バージョン番号)" のようなディレクトリがあったら zlib のソースが含まれているものとして、-I オプションを追加し、さらに Windows 環境であったらこのソースを元に DLL をビルドするようにしています。けど all ターゲットをコマンドなしで追加するようにしているのはなぜだろう…。
[追記]all ターゲットは元々出ているので、その上の位置にターゲットを追加することになるのでデフォルトのターゲットが変わってしまわないようにコマンドなしの all: を追加していたそうです。[/追記]