ruby-trunk-changes r57241 - r57245

今日は定数参照についての仕様変更がありました。ネストした定数参照がトップレベルの定数を参照することがあったのを、参照されないようにしています。
2017年もよろしくお願いします。

hsbt: r57241 2017-01-01 07:44:31 +0900

doc/maintainers.rdoc の rdoc, rubygems, yaml, json, psych などに hsbt さんを追記しています。

svn: r57242 2017-01-01 07:44:32 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r57243 2017-01-01 17:22:02 +0900

r57240 の修正に対応するテストを追加しています。

nobu: r57244 2017-01-01 18:07:56 +0900

A::B のように namespace を指定した定数の参照で A の下に B という定数が存在しない場合、トップレベルの B という変数が参照される(警告は出力されますが)のですが、これをやめるようにしています。確かにこの挙動でうっかり意図しない定数を参照してしまうことが時々ありましたね。しかし非互換なので NEWS ファイルにも追記されています。 [Feature #11547]

nobu: r57245 2017-01-01 18:17:10 +0900

r57244 の定数参照の仕様変更にあわせてテストを追加しています。 [Feature #11547]