ruby-trunk-changes r58270 - r58279

今日も主に Travis CI でのビルド時に rubyspec の pull request をマージする処理の修正などがありました。

usa: r58270 2017-04-07 21:56:35 +0900

tool/extlibs.rb で全体を ExtLibs というクラスに括っています。またファイルのダウンロードと展開部分を do_command メソッドに切り出しています。

nobu: r58271 2017-04-07 22:26:12 +0900

標準添付ライブラリ drb の drb/acl.rb で全体マッチの正規表現を生成するのに "^" と "$" で挟んでいたのを "\A" と "\z" を利用するように修正しています。

nobu: r58272 2017-04-07 22:26:12 +0900

drb のテストで assert を直接使っていたところで assert_respond_to や assert_operator などの assertion メソッドを利用するようにリファクタリングしています。

nobu: r58273 2017-04-07 23:00:22 +0900

.travis.yml で rubyspec の pull request についてテストする時に RUBYSPEC_PULL_REQUEST にカンマ区切りもしくは空白区切りで複数の pull request を指定できるようにしています。

nobu: r58274 2017-04-08 01:08:49 +0900

r58273 の続きで RUBYSPEC_PULL_REQUEST が定義されていた時のコマンドを通常の shell コマンドとして書き直しています。

svn: r58275 2017-04-08 01:08:50 +0900

version.h の日付更新。

suke: r58276 2017-04-08 11:37:03 +0900

拡張ライブラリ win32ole でオブジェクトの型チェックに TYPE() マクロを利用していたところを FIXNUM_P() と RB_TYPE_P() を利用するようにリファクタリングしています。

nobu: r58277 2017-04-08 12:25:50 +0900

拡張ライブラリ socket の BasicSocket#send でシステムコールがエラーを返した時の例外メッセージに実装によって呼び出すシステムコールが sendto(2) か send(2) に変化するのでメッセージに埋め込む関数名も変えるようにしています。

nobu: r58278 2017-04-08 16:29:54 +0900

r58273 および r58274 の .travis.yml の rubyspec の pull request をマージする処理を複数の before_script のコマンドに分割するように再度書き換えています。

nobu: r58279 2017-04-08 16:29:55 +0900

r58278 のさらに続きで .travis.yml で rubyspec の pull request のマージ結果を git log で表示するようにしています。