ruby-trunk-changes r59203 - r59213

今日は mspec/rubyspec の更新のほかデバッグ用の出力の強化などがありました。

eregon: r59203 2017-06-29 23:35:09 +0900

mspec に upstream から変更をマージしています。

svn: r59204 2017-06-29 23:35:11 +0900

r59203 で新規追加されたファイルの svn property 設定。

eregon: r59205 2017-06-29 23:35:37 +0900

rubyspec に upstream の変更をマージ。

svn: r59206 2017-06-29 23:35:39 +0900

r59205 でファイル末尾に改行がないファイルがあったので改行が追加されています。

svn: r59207 2017-06-29 23:35:39 +0900

r59205 で新規追加されたファイルの svn property 設定。

normal: r59208 2017-06-30 07:34:19 +0900

未使用になっていた rb_obj_basic_to_s_p() という関数の定義を削除しています。

svn: r59209 2017-06-30 07:34:19 +0900

version.h の日付更新。

normal: r59210 2017-06-30 07:40:36 +0900

array.c で <=> と ** の ID を独自に rb_intern() していたので、組み込みの idCmp と idPow を利用するようにマクロ定義して static 変数を削除しています。

nobu: r59211 2017-06-30 10:56:53 +0900

VM stack inconsistency のエラー時に RUBY_DEVEL マクロが定義されていたら(つまり通常は trunk のみ)、実行中の命令列の内容も含めて rb_fatal() で強制終了させるようにしています。

nobu: r59212 2017-06-30 11:09:42 +0900

compile.c でも VM 命令列へのコンパイル時のエラーで append_compile_error() 内で compile_debug マクロの値で分岐して rb_exc_fatal() で強制終了させるようにして prepare_compile_error() で呼び出す関数ポインタを切り替えさせているのをやめています。

nobu: r59213 2017-06-30 13:19:12 +0900

main.c で RUBY_DEVEL が真に定義されている時は常に RUBY_DEBUG_ENV も 1 に定義しておいて、デバッグ用の環境変数の受付けを有効にするようにしています。