今日は o オプションつきの正規表現リテラル内の式埋め込みに next を書くと異常終了する不具合修正などがありました。
ko1: r59199 2017-06-28 23:27:49 +0900
rb_thread_t の errinfo と trace_arg を rb_execution_context_t に移動しています。また fiber_switch() で Fiber から yield で復帰する時に trace_arg を復旧するのをやめるようにしています。
ko1: r59200 2017-06-29 00:25:30 +0900
構造体 rb_fiber_t に first_proc というフィールドを追加して fiber の操作では rb_thread_t::first_proc のかわりにこちらを利用するようにしています。 Thread 内で Fiber を作ると Thread#inspect した時の Thread に渡したブロックの行番号が変わってしまう不具合を修正しています。 [ruby-core:81802] [Bug #13689]
svn: r59201 2017-06-29 00:25:31 +0900
version.h の日付更新。
nobu: r59202 2017-06-29 13:01:30 +0900
r59181 の 正規表現リテラルの o オプションつきのものに #{} で埋め込む式に break を書いた時の不具合修正の再修正。今度は next が [BUG] になったそうです。 [ruby-core:81805] [Bug #13690]
