ruby-trunk-changes r62155 - r62160

今日は Kernel#system でキーワード引数 exception が指定された時の例外メッセージの変更などがありました。

nobu: r62155 2018-02-02 14:44:13 +0900

io.c の fd が負だったら IOError 例外を発生させる処理を io_fd_check_closed() という関数に切り出すリファクタリング

svn: r62156 2018-02-02 14:44:14 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r62157 2018-02-02 17:30:57 +0900

io.c の fptr_finalize_flush() で err に noraise が真の時は利用しないのに条件演算子を使って Qtrue を代入していた(利用しないので適当に入れてる?)のを、if 文で必要な時だけ代入するようにしています。

kazu: r62158 2018-02-02 20:03:22 +0900

Kernel#system で子プロセスがエラーだった時にキーワード引数 exception が指定されていた時の例外メッセージを Process::Status#to_s や #inspect の表示と同等のものを利用するようにしています。 [ruby-core:85013] [Feature #14386]

kazu: r62159 2018-02-02 20:03:23 +0900

NameError.new の rdoc 用コメントの call-seq が全ての引数が省略可能で、可変数の引数を受け付けるように書かれてたので、実体に合わせて修正しています。

kazu: r62160 2018-02-02 20:21:12 +0900

r62158 の変更にあわせて Kernel#system の exception が指定された時のテストのメッセージのチェックを修正しています。