ruby-trunk-changes r63631 - r63637

今日はドキュメント用コメントの修正や Windows での時刻の処理の精度の改善などがありました。

kazu: r63631 2018-06-11 23:13:56 +0900

test/test_tempfile.rb で後置 if のかわりに &. 演算子を利用するようにしています。 close 済みの IO に close を呼んでも IOError にならなくなってるので closed? のチェックは不要。

stomar: r63632 2018-06-12 05:16:27 +0900

String#-@, String#hash, String#ord, String#start_with? などの rdoc 用コメントの文法修正。

svn: r63633 2018-06-12 05:16:28 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r63634 2018-06-12 08:33:35 +0900

add_modules() で内部的オブジェクトの Array や String を RBASIC_CLEAR_CLASS() を使って klass をクリアしていたのを、専用の関数 rb_ary_tmp_new() や rb_str_tmp_new() を利用するようにしています。

nobu: r63635 2018-06-12 08:34:11 +0900

include/ruby/intern.h の関数マクロ rb_fd_select() の Windows 環境での定義を inline 関数に変更しています。-Waddress というオプションによる警告を抑制するためとのこと。

nobu: r63636 2018-06-12 09:39:14 +0900

win32/win32.c の clock_gettime() の実装でファイルのタイムスタンプを取得する時に使ってた FILETIME という型(構造体)を利用してより精度の良い時刻を得るようにしている? みたいです。