ruby-trunk-changes r65380 - r65390

今日は mspec/rubyspec の更新や CI の安定化のための作業が主でした。

nobu: r65380 2018-10-27 02:08:30 +0900

lib/mkmf.rb および ruby 自体に埋め込む prelude.rb で組込みクラスの定義追加する時にトップレベルに rdoc 用の :stopdoc: タグのコメントを書いてたのを、class 文の中に移動しています。よくわかりませんがこれが影響して rdoc でリンクが生成されなくなってたみたいです。

svn: r65381 2018-10-27 02:08:33 +0900

version.h の日付更新。

stomar: r65382 2018-10-27 05:30:09 +0900

String#lstrip, #lstrip!, #rstrip, #rstrip!, #strip, #strip! などの rdoc 用コメントで戻り値の明確化やマークアップの修正など。

k0kubun: r65383 2018-10-27 14:14:46 +0900

MJIT 有効化時に IO.copy_stream のテストが高負荷時に通らないみたいなので skip を追加しています。

knu: r65384 2018-10-27 16:22:38 +0900

r65369 の shadowing outer local variable の警告削除についての NEWS ファイルのエントリで Matz を説得するのに使ったというサンプルのユースケースのコードをちょっと修正しています。

kazu: r65385 2018-10-27 17:17:01 +0900

bootstraptest/test_insns.rb に r65343 で導入された newhashfromarray 命令についてのテストを追加しています。

k0kubun: r65386 2018-10-27 18:57:30 +0900

r65331 の appveyor.yml に続いて .travis.yml でも make test-spec のオプションに -j をつけるのをやめています。

eregon: r65387 2018-10-27 19:48:09 +0900

ruby/mspec に upstream から最新版をマージ。

eregon: r65388 2018-10-27 19:48:40 +0900

ruby/spec に upstream から最新版をマージ。

k0kubun: r65389 2018-10-27 19:49:56 +0900

r64993 のリトライで rubyspec の WIN32OLE のテストが不安定なので 3回までリトライするようにしています。

eregon: r65390 2018-10-27 20:42:21 +0900

.travis.yml の build matrix の rubyspec を ruby 2.3 で実行するもので ruby のバージョンを 2.3 と指定していたのを 2.3.8 と teeny まで明示するようにしています。 rvm で 2.3 と書くとまだ 2.3.7 のことを指すみたいです。