今日は主にドキュメントやテストの変更でした。
nobu: r66415 2018-12-16 21:09:08 +0900
標準添付ライブラリ tempfile の rdoc 用コメントのサンプルコードのスタイルや説明を追記するなどの変更。 [ruby-core:90525] [Bug #15411]
akr: r66416 2018-12-16 21:26:52 +0900
標準添付ライブラリ pathname の Pathname#relative_path_from で引数に Pathname のインスタンス以外にも cleanpath メソッドを持つオブジェクトなら受け付けるようにしています。テストで mock しやすくするためみたいですね。 https://github.com/ruby/ruby/pull/2049
normal: r66417 2018-12-16 21:33:44 +0900
r66413 の変更で ubf_timer_destroy() に timer_posix.state の状態が変わってないことを確認して rb_bug() で異常終了させてたのを VM_ASSERT() を使って通常は実行しないようにしています。
nobu: r66418 2018-12-16 21:55:59 +0900
Kernel#sleep などに負の値を渡した時のメッセージが positive number のみという表記になっていて、0 は許容されるのでそのようにメッセージを修正しています。 [ruby-dev:50709] [Bug #15420]
k0kubun: r66419 2018-12-16 23:24:20 +0900
標準添付ライブラリ erb のヘルプメッセージと man の -P オプションの説明をもうちょっとわかりやすくしています。 [ruby-dev:50710] [Bug #15421]
kazu: r66420 2018-12-16 23:54:05 +0900
r65989 で Object#=~ を deprecate にしたので rdoc 用コメントも追随させています。
nobu: r66421 2018-12-17 09:43:40 +0900
r66418 の続きですが time_timespec() で負値を禁止するのは time_t が符号つきでない環境か、第2引数の interval が真で、時間の間隔を表すために呼ばれた時だけにしています。
svn: r66422 2018-12-17 09:43:45 +0900
version.h の日付更新。
nobu: r66423 2018-12-17 10:36:34 +0900
OpenBSD 上の make が {$(VPATH)} という記述をうまく扱えなかったみたいで、node_name.inc の依存関係とルールの記述を $(srcdir) を利用するように書き直しています。 [ruby-core:89151] [Bug #15154]
mrkn: r66424 2018-12-17 12:08:46 +0900
NEWS ファイルに bigdecimal の今後のリリース計画も含めて変更点を追記しています。
nobu: r66425 2018-12-17 13:58:49 +0900
test/ruby/test_file_exhaustive.rb のテストメソッドをもうすこし細かく分割するようにしています。メソッド内部で分岐していたところもメソッド定義の有無自体を分岐させたりしています。同名のメソッドが2箇所(分岐しつつ)定義されるのでちょっと注意が必要ですね。
nobu: r66426 2018-12-17 13:58:50 +0900
File::Stat のテストで Windows では #nlink のチェックを省いていましたが、今はもう実装されているので常に実行するようにしています。
nobu: r66427 2018-12-17 14:57:15 +0900
test/ruby/test_fnmatch.rb も大きなテストメソッドを細かく分割しています。
