ruby-trunk-changes 2021-02-16

今日は $LOAD_PATH.resolve_feature_path の仕様変更や Time の "-00:00" というタイムゾーン指定への対応などがありました。

[02151dad1b] David Rodríguez 2019-08-04 11:09:30 UTC

$LOAD_PATH.resolve_feature_path で指定の feature がみつからなかった時に例外を発生させていたのを nil を返すように変更しています。 [ruby-core:94135] [Feature #16043]

[b75c0cd2fd] git 2021-02-16 09:11:39 UTC

version.h の日付更新

[4dfc5496b7] Kazuhiro NISHIYAMA 2021-02-16 09:12:47 UTC

02151dad1ba324fac5f8e9459334164d01893124 の変更について NEWS に追記しています。 [ruby-core:94135] [Feature #16043]
このコミットがないとチケット参照をつけ忘れるところでした。

[1a84c07715] Kazuhiro NISHIYAMA 2021-02-16 09:17:09 UTC

02151dad1ba324fac5f8e9459334164d01893124 の変更に追随漏れていたテストがあったので修正しています。というかなぜか関係ないところで例外発生させるために resolve_feature_path を使ってたみたいです。

[96228e3ed6] Kazuhiro NISHIYAMA 2021-02-16 09:49:48 UTC

rubyspec の $LOAD_PATH.resolve_feature_path についてのテストを 02151dad1ba324fac5f8e9459334164d01893124 の変更に追随させています。

[b1149bf305] Nobuyoshi Nakada 2021-02-16 10:52:50 UTC

bundled gems の更新がないか確認するための make update-bundled_gems で gems/bundles_gems の更新を git commit してしまうところまでやるようにしています。

[4fc6fb2d12] Nobuyoshi Nakada 2021-02-16 10:54:25 UTC

gems/bundled_gems の rbs のバージョンを 1.0.5 に更新しています。

[9ef66ce3fc] Nobuyoshi Nakada 2021-01-15 08:19:18 UTC

Time#strftime で %z のタイムゾーンの出力に "-" をつけて UTC を "-00:00" のような出力にできるようにしています。これなんの意味があるんだろう……と思ったらどうも RFC 3339 においてローカルタイムが不明だということを明示する時に使われるみたいです。 [ruby-core:102103] [Feature #17544]

[5b7439bb7b] Nobuyoshi Nakada 2021-02-16 10:28:28 UTC

9ef66ce3fcfee06d628b611dbc22026d7cc72d0e の再修正。 Time#strftime で元々のタイムゾーンが "+00:00" を指定されてた時は "%-:z" などを指定されても "+00:00" を使うようにしています。 [ruby-core:102103] [Feature #17544]

[296a2cab07] Nobuyoshi Nakada 2021-02-16 10:36:20 UTC

さらに Time.new で offset に "-00:00" のような指定を受け取った時にタイムゾーン UTC の Time オブジェクトを作るようにしています。 あれ、"+00:00" のときは違うのか。難しいですね。 [ruby-core:102103] [Feature #17544]