ruby-trunk-changes 2021-05-25

今日は tracer, dbm, gdbm などの標準添付されているライブラリの削除、Travis-CI でのテストの復活などがありました。

[45ddefb14a] Aaron Patterson 2021-05-24 23:02:17 UTC

misc/lldb_cruby.py に rb_id2str というコマンドを追加して ID から ruby_global_symbols に登録されてる Symbol としての文字列に変換したものを表示するようにしています。

[274d0aa768] git 2021-05-24 23:03:04 UTC

version.h の日付更新

[83efb2e47c] 卜部昌平 2020-06-01 01:44:08 UTC

4f735903c2288f985ebf64e62817fb3cc47549d5 で復活させた .travis.yml の Ubuntu のバージョンを xenial から focal に更新しています。また利用するコンパイラのバージョンなども変更しています。他にも以前消してたコンパイル時の条件を変えたビルドも復活させているようです。

[9d4266fd55] Jun Aruga 2021-05-25 08:24:45 UTC

4f735903c2288f985ebf64e62817fb3cc47549d5 で復活させた .travis.yml で前も使ってた tool/travis_wait.sh や tool/ci_functions.sh などのユーティリティツールを復活させてこれを利用するようにしています。また arm64/ppc64le/s390x などの環境でのビルドを復活させているようです。

[9e56a22be6] Jun Aruga 2021-05-25 08:28:18 UTC

bootstraptest/test_ractor.rb のテストが arm64 の環境でたまに失敗するそうなのでひとまず環境変数 TRAVISTRAVIS_CPU_ARCH をみてテスト実施しないようにしています。 [ruby-core:103950] [Bug #17878]

[43fb97dfba] Hiroshi SHIBATA 2021-05-25 11:19:11 UTC

更新時にタブを空白に展開するのに使う misc/expand_tabs.rb で除外するために default gems のリストを持ってたのを現在の default gems 化されたものに追随させています。また削除したライブラリも反映させています。