今日は主に NoMethodError のエラーメッセージに埋め込む receiver の情報の表示の変更やそれに関連して bundled gems のテストの対応などがありました。
[8a59f75de7] Yusuke Endoh 2023-02-10 06:42:59 UTC
gems/bundled_gems の minitest と debug に commit hash の指定を追加してテストで利用するバージョンを開発版にしています。 NameError 例外のメッセージ変更のための対応みたいです。 [ruby-core:105909] [Feature #18285]
[8eaa346620] Yusuke Endoh 2023-02-17 03:30:06 UTC
defs/gmake.mk の .gem パッケージファイル作成のルールで BundledGem.build を呼び出す時に validation: false オプションをつけるようにしています。依存関係についての警告のせいで bundled gems のテストが通らなかったみたいです。
[759d23584e] Yusuke Endoh 2023-02-17 03:50:48 UTC
tool/lib/bundled_gem.rb で一時的に? gem が minitest の時に .gemspec ファイルを生成する処理を追加しています。mninitest が gemspec ファイル生成のために hoe を利用していてその依存を追加したくないからみたいです。
[ea50765926] Burdette Lamar 2023-02-19 19:41:32 UTC
doc/contributing/documentation_guide.md のメソッドの alias による別名? についての記述のしかたについての記述を変更しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/7340
[59f7bf96d6] Jeremy Evans 2023-02-19 19:58:00 UTC
ea50765926b480122baa8b72e67fee144e072066 に続いて doc/contributing/documentation_guide.md でメソッドの alias について call-seq から削るという方針について例外を追記しています。
[01509f344a] zverok 2023-02-15 19:28:06 UTC
Process モジュールについての rdoc 用コメントの位置を移動しています。
[0c0b9191ce] zverok 2023-02-15 19:30:58 UTC
TracePoint#binding メソッドの rdoc 用コメントの記述を挙動の変更にあわせて修正しています。
[51bb5b23d4] zverok 2023-02-15 19:38:23 UTC
String#-@ メソッドの rdoc 用コメントに String#dedup の記述も追加してサンプルコードも追加しています。
[0258e92e43] zverok 2023-02-15 19:52:59 UTC
Kernel#binding の rdoc 用コメントのサンプルコードを増やして local_variables との連係などについて追記しています。
[e1b447a323] zverok 2023-02-15 20:07:21 UTC
拡張ライブラリ objspace の ObjectSpace#dump_xxx 系メソッドの rdoc 用コメントの call-seq を削って引数の説明を書きなおしています。 call-seq を削っちゃうとぱっとみ使いかたがわかりにくくならないかな。
[4f049e915d] zverok 2023-02-15 20:16:43 UTC
IO#timeout= メソッドの rdoc 用コメントにタイムアウト時に発生する IO::TimeoutError 例外クラスについての言及を追加しています。
[ce0f3de032] zverok 2023-02-15 20:42:22 UTC
doc/syntax/pattern_matching.rdoc のパターンマッチングの仕様について 3.1 の時の状況を書いてたセクションを削除して、deconstruct_keys を実装した組み込みクラスや標準添付ライブラリのクラスについての記述を追記しています。
[976cc3852b] zverok 2023-02-18 12:37:16 UTC
Enumerable#to_a と Enumerable#to_h の rdoc 用コメントの call-seq に引数が記述されていなかったのを修正しています。
[3d53827130] Burdette Lamar 2023-02-19 22:24:24 UTC
拡張ライブラリ date の各メソッドの rdoc 用コメントから方針の変更に従って alias による別名の改めて記述するセクションを削除しています。
[3b239d2480] BurdetteLamar 2023-02-19 20:16:04 UTC
組み込みのクラス/モジュールの各メソッドの rdoc 用コメントから方針の変更に従って alias による別名の改めて記述するセクションを削除しています。
[924ab1b7fd] Eric Wong 2023-02-19 22:35:52 UTC
拡張ライブラリ readline のテストでカーネルが 64bit の環境で 32bit 版でビルドした時にテストがうまく動かないという問題があったそうで skip するようにしています。
[5fb64f5230] Burdette Lamar 2023-02-19 22:50:31 UTC
標準添付ライブラリ fileutils の各メソッドの rdoc 用コメントから方針の変更に従って alias による別名の改めて記述するセクションを削除しています。
[5c0298bf18] Burdette Lamar 2023-02-19 23:07:17 UTC
標準添付ライブラリ pstore の各メソッドの rdoc 用コメントから方針の変更に従って alias による別名の改めて記述するセクションを削除しています。
[e7b8d32e16] Yusuke Endoh 2022-12-15 22:31:27 UTC
NoMethodError 例外の発生時の例外メッセージに埋め込む receiver の表示をそのオブジェクトがクラス/モジュールや特異クラスかその他のオブジェクトかによって prefix をつけて inspect 結果を常に埋め込んでたのをやめています。 default gems や bundled gems のテストの最近の変更はこの変更による影響を吸収するためみたいですね。 [ruby-core:105909] [Feature #18285]
[1fd181b453] Yusuke Endoh 2023-01-24 08:40:57 UTC
e7b8d32e166815f2e7edebf32aa178915d191b8c の NoMethodError のエラーメッセージ内の receiver の表示の変更で特異クラスの時に "extended object" という prefix をつけていたのはやめて rb_any_to_s() で receiver 自体を文字列化したものを埋め込むようにして、通常のオブジェクトの時の prefix を "object" から "an instance of" に変更しています。 [ruby-core:105909] [Feature #18285]
[8f868a1a65] Yusuke Endoh 2023-01-24 08:44:00 UTC
e7b8d32e166815f2e7edebf32aa178915d191b8c の NoMethodError の例外メッセージの変更に追随して test-all のテストを修正しています。 [ruby-core:105909] [Feature #18285]
[0e830e6373] Yusuke Endoh 2023-01-24 08:44:14 UTC
e7b8d32e166815f2e7edebf32aa178915d191b8c の NoMethodError の例外メッセージの変更に追随して rubyspec のテストを修正しています。 [ruby-core:105909] [Feature #18285]
[7d5794bad5] Yusuke Endoh 2023-01-30 09:07:47 UTC
e7b8d32e166815f2e7edebf32aa178915d191b8c の NoMethodError の例外メッセージの変更の関連でトップレベルの時に receiver を "main" と表記するようにしています。 [ruby-core:105909] [Feature #18285]
[b326a5f3dd] Nobuyoshi Nakada 2023-02-20 01:50:49 UTC
e7b8d32e166815f2e7edebf32aa178915d191b8c で追加した error.c のラベルのインデントを修正しています。 [ruby-core:105909] [Feature #18285]
